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Excel関数基礎#02|IF関数の使い方

本日はIF関数の基礎をやっていきます!


こんにちは、太田こうじです。

このシリーズでは、Excelの基本的な関数を初心者向けに解説しています。

第2回目は「IF関数」です。簡単なのに実はめちゃめちゃ使える関数なので、マスターできるように丁寧に解説してきたいと思います!

※知っている人には簡単すぎる記事ですが、こんな感じで解説してくれるんだ~というのを知っていただければ幸いです。フォロー、スキ、コメントお待ちしています!(テーマ募集中)


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IF関数とは

IF関数は、条件に従って処理を決める関数です。例えば、「売上金額が100万円を超えていたら『ボーナス支給フラグ』を立てる」「テストの点数が60点を超えていたら『合格』と表示する」といった場面で活躍します。

実際の使い方

IF関数では、関数の中身が3つの構成にわかれます。
「条件式」「条件式に当てはまる場合に表示する結果」「条件式に当てはまらない場合に表示する結果」の3つです。

実際にはこのように使います。条件式って何?については後ほど解説するので、全体的な流れを把握していただければOKです。

これは、
・もしE4セルが200以上だったら「200円以上」と表示
・違う場合(200未満)だったら「200円未満」と表示

を意味しています。

よって、今回のケースでは、Enterキーを押すと「200円以上」と表示されます。

※"200円以上"のように""(ダブルクォーテーション)で囲っている理由は、文字列を結果として返したいからです。「200」のように数字として結果を表示させたい場合は、""は不要です。


日本語に直すとイメージしやすい

難しく見えてしまう方もいると思いますが、『もしxxx(1項目)だったら、xxx(2項目)、違かったらxxx(3項目)』と前から順番に日本語に直して考えていくことがポイントです。

便利な上に、意外と簡単なので、是非使いこなせるようになってください!(別日でご紹介できればと思いますが、応用が色々あります)

では、『もしxxxxだったら』の条件式の部分について、解説していきます。


IF関数で使う条件式

IF関数で主に使う条件式は以下の通りです。

他にもありますが、まずはこれを押さえましょう。

そうです。小学校(中学校?)の算数で習う知識があれば使えます。イコールの場所がたまにどっちだかわからなくなるくらいです。笑


条件式はセル同士の比較も、セルと入力値の比較もできる

ポイントを挙げるとしたら、条件式にも大きく2パターンあることです。

・セルと入力値の比較
・セル同士の比較

です。


セルと入力値の比較

このパターンは先ほど例として出したパターンと同じです。

・セルC3が60点以上だったら「合格」
・セルC3が60点未満だったら「不合格」

というような使い方ができます。

この場合は「合格」と表示されます。

条件式の「入力値」の部分については、文字列や空欄を指定することも可能です。ただし、文字列はダブルクォーテーションで囲む必要がありますのでご注意ください。空欄の場合はダブルクォーテーションを2つ並べて、『""』のようにします。良く使います。


セル同士の比較

以下のようなセル同士の比較もできます。

・セルC3(Aさんの点数)がセルD3(平均点)以上だったら「平均点以上」
・セルC3(Aさんの点数)がセルD3(平均点)未満だったら「平均点未満」

というよう使い方です。こちらも結構使います!


条件式の結果をセルの値で返すことも可能

言葉だけではわかりづらいかもしれませんが、今回"平均点以上"とか"合格"とか、結果を文字列で指定しましたが、結果をセルの値で指定することも可能です。

条件に当てはまったらA1のセルの値を返す、当てはまらなかったらB1のセルの値を返す、というような使い方ができます。

結構奥が深いのです・・・!


IF関数の応用

IF関数はとても応用がききます。

・IF関数を複数組み合わせる
・条件式に別の関数を組み合わせる

など。

長くなってしまうので、また別記事で解説することします。


今日はここまで!お疲れさまでした。


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