そろそろ講談社学術文庫を古本オンリーにする時期に来ている
感染拡大勢力は近ごろ講談社と懇意らしい。
科学的根拠を無視したマスクへの難癖を、広く人々の目につく場所に三度載せているのを確認している。(これ書いた翌日にも放言記事を載せているのを確認)
新潮がワクチンネガキャンの捏造で取材元に公開で怒られて以降、感染拡大勢力のスピーカーとなっていたのはフジサンケイと小学館(ポストセブン)だった。
小学館と言えば子どもに人気のコンテンツと関係が深い。
さすがに小児科崩壊を起こしてしまっては本業に悪影響だと考え直したのだろうか。いずれにせよ、近頃コロナデマの主要な発信源はゲンダイ(親会社が講談社)に移っている。
感染拡大勢力は右に倣えで同じデマや詭弁を集中的に繰り返す傾向があるが、
今の流行は「外国人観光客が日本人のマスクを嘲笑」というもの。
テレビ朝日・朝日新聞も異常な熱量でマスクへのネガキャンに取り組んでいるので、この手の下らぬ言説を目にしたこともある人は多いだろう。
科学的根拠には徹底して無視を決め込み、門外漢のお気持ちと同調圧力で他人の命を害させようとする。とても国を代表する大手メディアの報道とは思えないが、心底悲しいことにわが国ではこれが現実だ。
2020年から、公然と、僕ら持病のある者、妊婦と胎児、高齢者は、命の価値を公然と貶められてきた。
ゲンダイも上記の論調に追随して、先日「マスクはマインドコントロール」と主張する劣悪なプロパガンダを発信した。それ以降も二度、三度と科学的根拠を欠いたマスクへの難癖を繰り返している。
マインドコントロールとは無論、旧統一教会との関連で注目されているバズワードであるが、実際のところコロナを広めるデマを率先して発信してきた人物の中には、旧統一教会との繋がりが指摘される人物の姿も目立つ。どちらがマインドコントロールか。
検索エンジンのニュース欄を使い、「コロナ風邪」系のデマと詭弁を連日載せ続けた感染拡大勢力こそ、大衆心理の操作を目論んできたと言える。
多くの国民はわざわざ記事の中身を検証などせず、「ただの風邪」「弱毒化」「感染対策は無意味」「5類へ」という見出しを目にするだけ。
そうしているうち、人々の中にはやんわりと「そういう雰囲気」が醸成されていく。記事の真贋や科学的根拠を飛び越えて、ただなんとなくパンデミックへの警戒を緩める方向に作用する。そういう効果を狙っていたくせに。
先日のゲンダイは、マスクだけには飽き足らず、ついに「弱毒化デマ」に手を染めた。無論これも根拠まで読まれないことを前提にしたデタラメ記事。
松島修という「投資助言会社社長」が「武漢株が特異的に強毒性だっただけ」と吹聴していたが、完全にダウト。まっくろくろすけだ。
そもそも「投資助言会社社長」のどこに医学的な専門知識があるというのだろう。
オミクロン株は、ワクチン接種込みで武漢株から2段階強毒変異したデルタ株より弱毒化しているが、デルタの前身アルファ株程度の毒性はあると言われている。
そのデルタ株が、日本で海外ほどの被害を出さなかったのは、高リスク層へのワクチン接種がギリギリ間に合い、最高の免疫状態で流行を迎えたから。デルタもアルファもフツーに武漢株より強いのだ。松島修の記事はデタラメ中のデタラメだ。
でも感染拡大勢力にそんなことは関係ない。
検索エンジンのニュース欄で見出しを目に入れさえすればいいのだから。
健康な国民は誰も中まで読みやしないし、むしろ読まれたほうが困る。
2020年からずっとそれ。恥知らずなデマ記事量産の目的は、感染対策の放棄を促す見出しを一人でも多くの目に入れ、無意識に印象付けることにある。
完全にヘイトの温床となっているヤフーニュースに嫌気が差してMSNを使っていてもこれだから、Yahoo!はもっとひどい人権侵害が蔓延っているんだろうな。
僕は今、その手のデマを書いたとあるライターからスラップ訴訟を受けている。でも僕は委縮しない。
折れれば奴らは益々勢いづいて、ウイルスが居座るなか大腕振ってこれまで以上に生き生きと、それはそれは嬉しそうにデマを吹聴するに違いないからだ。
奴らは僕らの命の価値を貶め、感染対策を嘲笑の対象にして、ちょうど2年前の今ごろのように、世論を焚きつけて僕らコロナ弱者を殺そうとするだろう。
僕らの名誉と安らぎのため、弁護士を立てて争います。
死亡率は下がったじゃないかとの意見があるだろう。
それはそう。それはそのとおり。緩和自体に異論はない。
しかし変異の危険は常にあり、体力低下は持病に響く。それもまた事実。
8月の超過死亡の件もあるし、先日の北海道は災害レベルの犠牲を出した。
全くのノーマークにするわけにはいかない。
それに何より、奴らが今まで吹聴してきた悪意は今も生きている。政府がそれを人権侵害だと叩き斬っていないからだ。僕らの命は「必要な犠牲」と貶められたまま。これがヘイトスピーチでないのなら何がヘイトなのだろう。
奴らのプロパガンダが人権侵害とされることなく完全に合法な表現の自由として放置されている以上、2020年の悪夢はいつでも蘇る可能性がある。虐殺者の足音が今もすぐそこから聞こえる。
現に、5月の脱マスクプロパガンダは世間に受け入れられ、第7波の医療崩壊につながった。
もし世間がコロナ拡大勢力を認識し、これまで僕らへのヘイトを喚いてきた顔ぶれをマークしていたのなら、被害はいくらかマシであったに違いない。
あの異様な脱マスク攻勢の先頭に立っていた連中こそ、僕らをデマで殺そうとしてきたコロナデマ勢力そのものな顔ぶれだったからだ。
世間が奴ら人殺しの本性を見抜ければ、科学的根拠を欠いた過度な緩和には至らず、被害はきっと今より少なく済んだに違いない。
「重症化する2割を犠牲に経済活動だ」と言ったことある連中に緩和のオールを持たせるな。
緩和をするなら科学的根拠に基づいて行え。それを進めるのは信じるに足るデータを示して理論的に説明できる人物であれ。
信じるに足るデータとは、例えば反ワク教授が反ワク主張の根拠に使う怪しげな「独自アンケート」とか海外版新潮の記事みたいなソースでないことをいいます。
しかし実際は、感染拡大勢力と旧統一教会の関係を疑うに足るような状況の中で、デマを問題視する動きは全く見えない。政府はいつまで僕らコロナ弱者の人権が踏みにじられるがままにしておく気なのだろう。
(ちなみに12/5の産経新聞朝刊には、旧統一教会を擁護する論調のコラムが載っていますよ!)
繰り返されてきたコロナ拡大を目論むデマは、僕ら健康苦を抱えた少数派に対する深刻な人権侵害だ。
政府の緩和策に奴らの邪悪な意向が入り込んでいないことを証明するためにも、今度こそ世間に対してデマを糾弾するメッセージを出してほしい。