TROUD

多動の勇者になれなかった中華鍋。古典的正統派なオタクとしておもに漫画の話をしていきます。「久しぶりにあのマンガ読んだけど、今更話す人いねぇ~~」って時に共感してもらえる存在になりたい。近況→ジュソジュソの実の能力者なので、呪詛が漏れすぎてtwitterが凍結しました。

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多動の勇者になれなかった中華鍋。古典的正統派なオタクとしておもに漫画の話をしていきます。「久しぶりにあのマンガ読んだけど、今更話す人いねぇ~~」って時に共感してもらえる存在になりたい。近況→ジュソジュソの実の能力者なので、呪詛が漏れすぎてtwitterが凍結しました。

最近の記事

鬱の底だが生きていく

まーたやってしまった。 4千字超え。 そりゃコロナデマについて言いたいことは山ほどあるし、 恨み言は無限に流れ出てくるけれど、 尊厳を勝ち取る最後のチャンスのこの時期に、 読まれないんじゃ意味ないっての。4千字も誰が読むのよ。読まないでしょ……。 発信力を強めないと死ぬ!! と思い立ったのが2020年。 あれから早くも3年が経ち、それが今だに、 動画も画像も文章も、どれをとっても上達しないまま、 相も変わらず誰の目にも止まらないネットの石ころをやっています。 俺に発信

    • 大型連休はサンバルテルミの夢を見るか

      覇王を自称する広域強盗団が世間を騒がせているが、もう一つの強盗団については世間で話題にも上らない。 嘘で若者をたぶらかし金のために殺しをするよう焚きつける勢力なのだが、もう2年半以上も精力的に活動し続けているにも関わらず、一向に裁かれる気配はないのだ。 それには法の不備が関係しているが、法整備される気配もないのである。 無論、その強盗団とは新型コロナ拡大勢力のことだ。 リスクを侮らせるデマをしきりに発信しては、死を振りまいてきた。金儲けのためにである。 「多くの人にとっては

      • ほぼ何もできないまま1月が終わる

        トライガンのアニメが始まった。 そのおかげかチラホラと、昔書いた原作の感想にも再び反応が来るようになった。 僕は「必ずどこかに仲間がいるはず」のスタンスで、わかる人にはわかる感想を書いてきて、 そのせいか多くがあまり読まれないのだけれど、 珍しくトライガン回はそこそこ読んでもらえる。再び読まれてうれしい。 アニメでトライガンを知った人、 原作もカッコよくていい感じの雰囲気なのでぜひぜひ読んでくれ。 そんでアニメのトライガン。 「リバイバルをしっかり作るとちゃんとウケる」

        • 2022年に見た映画感想7本(コナン・DB・ソー・ワンピ・すずめ・SD)

          新年になった。とりあえずめでたいらしい。その程度に感情が鈍い。 昨年は年明け後まもなくして抑うつ症状が強まり、ほぼ何もできずにいました。 重力の魔法でもかかったように体が重く、何故だか起き上がれない。 息抜きと言えば、朝一で映画に行くくらいで、昼過ぎにはもう帰って寝ている…… 朝起きられてるじゃねーかwwwについてですが、 持病があるから、映画に行くなら人の少ない時間でなくては、ならないわけです。 コロナ拡大勢力にこの身を害させまいとする気概が、鬱を凌駕しているだけ。

          そろそろ講談社学術文庫を古本オンリーにする時期に来ている

          感染拡大勢力は近ごろ講談社と懇意らしい。 科学的根拠を無視したマスクへの難癖を、広く人々の目につく場所に三度載せているのを確認している。(これ書いた翌日にも放言記事を載せているのを確認) 新潮がワクチンネガキャンの捏造で取材元に公開で怒られて以降、感染拡大勢力のスピーカーとなっていたのはフジサンケイと小学館(ポストセブン)だった。 小学館と言えば子どもに人気のコンテンツと関係が深い。 さすがに小児科崩壊を起こしてしまっては本業に悪影響だと考え直したのだろうか。いずれにせよ、

          そろそろ講談社学術文庫を古本オンリーにする時期に来ている

          実力のなさを見つめるとエビルマウンテンの最奥みたいなところに立っている

          写経を始めて1週間は経ったはずなんだけど、まだまだ上手くならないな。 っていう話を友達にしたら「スピードラーニングかよwwww」といわれた。 なんでも未だに異様な即効性を主張して憚らないそうだ。 ふむふむ。 英語が好きで英語使う職場にいる奴だとそういう例えになるわけか。 世の中いろいろな領域があるな。 いろいろな人間のパターンを集めると、 表現の幅も伝わるリーチも広がるんだろうな。 試合中に武器変えられるスプラトゥーンみたいな。 コミュ力が高くて健康だったらやってたけど

          実力のなさを見つめるとエビルマウンテンの最奥みたいなところに立っている

          【感謝】玉川徹氏の降板に思うこと

          テレビ朝日『モーニングショー』の名物アナウンサー(?)の玉川氏が降板するという。 国葬をめぐる不適切発言の責任を取るらしい。 メディアの良心は死んだな、と思う。 (実際はスタジオからの降板で番組には留任したので良かった) コロナ禍において、僕ら健康に不安を抱える国民の目線で発言してくれたメディア人は、玉川氏を除いてはほとんどいなかった。 無責任で悪質なデマを恥も外聞もなく垂れ流し続ける大手メディアも多い中で、彼だけは僕らの命や人権を尊重してくれていた。 「金のために高リ

          【感謝】玉川徹氏の降板に思うこと

          もう北海道に行かない

          毎年この時期には北海道に行く。 空気にすっかり秋が染みて、全身の細胞が北海道を目指している。 北海道! 北海道! コールを叫び喝采をあげてるのがわかる。 でもごめんな、今年は行けないんだよ。 思えば去年はいいタイミングだった。 第5波の終わりのケツの時期で、新規感染は下降線、人出は少なく、強い免疫の保持者は多く、世間の予防意識は高いまま。しかもワクチン接種後2か月くらい。 胸の脊髄が半分ない身体でも安全に旅行できる状況がこれ以上ないくらいに揃ってて、勢いつけて「えいやあ!

          もう北海道に行かない

          深淵から君らを言祝ごう

          この前すっごく久しぶりに大学の先輩とちょこっと話した。 当時の面々はみんな忙しくて、ほとんど会っていないという。 勿論その人も忙しい側。 皆さんそれぞれ立派になって、それぞれの今をご活躍中。 僕はもともとバリバリ働きたいタイプではないけれど、 彼らともう二度と道が交わらないのだと思うとほんのり寂しくなりもする。 今になって思う。 あの頃の彼らは既に、各々行くべき場所を見定めて、着実に歩みを進めていた。 たまに見かける「毎日の天声人語を書き写しています」みたいな人、あれだ

          深淵から君らを言祝ごう

          文章食べて文体が身につけばいいのにな

          余生は楽しく過ごしたいと言って何年経つだろう。 死に瀕したこともあったけど、今年も台風の季節がきて、去年より強くなった体の軋みと息苦しさを感じてる。 今年こそラノベを書くぞ、と思い立ってライターのジューンレイさんの写経を始めた。 みずみずしい文体が欲しい。木漏れ日のような文体になりたい。華やかな文体になるぞ、という意気込みでニンフィアのノートに書いてる。 武骨に角ばったS字クランクみたいな文体にはここでサヨナラしよう。 そろそろ読まれるものを書きたい。書かないといけない

          文章食べて文体が身につけばいいのにな

          そういうわけでウィル・スミスを支持します

          世界が僕に追いついてきているな、と思う。 『呪術廻戦』のブームに、アカデミー賞の騒乱。 誇り高き尊厳の守護者ウィル・スミスの側に付く皆さん、ご機嫌よう。 紋切型の思考停止で非難しているバカなお前ら、クソくらえ。絶対仲良くなれないね! さて、後々のために説明しておくと、2022年のアカデミー賞で、物議をかもす事件が起こった。 差別的なジョークが売りの司会者(クリス・ロック)に、脱毛症の妻を笑われたウィル・スミスが、壇上に歩みでて司会者をひっぱたいたのだ。 あれだけ反差別を

          そういうわけでウィル・スミスを支持します

          【新章突入記念!!】いまでこそ『ダイの大冒険』なワケ

           『ダイの大冒険』のアニメが新章に入った。  大きな山場のバラン編の最中で唐突に終わってしまった旧版アニメを、夏休みの再放送にかぶりついて見ていた身としては、感無量の涙があふれ出してやとどまる所を知りません。アニメの続きの単行本を握りしめ、この日をどれだけ夢見たことか。  ダイは竜の力に目覚め、ポップとマァムそしてあの敵キャラクターもが大きくパワーアップ。魔王軍はついにその全貌を見せ、物語が大きく動いていくパートだ。今後の展開は、RPGで船を手に入れて世界が一気に広がりを見せ

          【新章突入記念!!】いまでこそ『ダイの大冒険』なワケ

          他人の過去を変えてやりたい(現代日本に蔓延る人生の絶望について)

           この頃ふと、整形した果てに自殺する人の気持ちが分かってしまった。やりすぎて不可逆に変になったとか、完璧を目指しすぎたとか、整形で全てを変えようとしていたとか、自分の中で幾つか仮説があったけれど、どれも違っているんじゃないかと思う。 あらかじめ断っておくと、これは一応前向きな話であるし、特定の誰かについての言及では(本当に)ない。  整形は確かに人生を変える。多くは良いほうに変わる。未来が開ける。その開けた未来こそが問題だ。  注射でエラの筋肉を溶かすだけで異性の反応は変わ

          他人の過去を変えてやりたい(現代日本に蔓延る人生の絶望について)

          『呪術廻戦』のパンダから考える作品の魅力

          呪術廻戦のパンダに癒される。 ユルくて大らかで気遣いもできる。出てきて和む頼れる先輩。そして腕っぷしも強い。 単なるマスコットに留まらない人格者(人じゃないけど)っぷりは作中の貴重な良心だ。 だがしかし、パンダの本当の魅力は別にある。 如何とも言い難いシンパシー。この信頼と安心感はまるで竹馬の友のようで、寄らば大樹の陰というが、寄りかかるなら僕はパンダの腹がいい。 そしてこれは存在しない記憶なんだけど、僕とパンダはずっと友達だったんだよね。 そう、友達。間違いない。僕と

          『呪術廻戦』のパンダから考える作品の魅力

          【呪術廻戦】嗚呼……火山……【追悼】

          乃木坂の一件以降、HUNTER×HUNTERが載ろうともジャンプ本誌を読んでいない者にとって、ジャンプ・コミックスの新巻は重みが違う。 ファンだったわけではないし、結局金を払うなら同じではないかとの意見もあるが、恋愛弱者の瀬戸際な自尊心と少年漫画オタクの純粋な欲求が歩み寄った結果自然に生まれたルールだ。 「アニメのヒロイン登場回に合わせて、本誌でヒロインの頭部が爆ぜる」 といった断片的な情報しかないまま、待ちに待った呪術廻戦の14巻が発売した。 そこで目にしたのは推しの死

          【呪術廻戦】嗚呼……火山……【追悼】

          僕のtwitterは凍結されたけど『呪術廻戦』が面白い

           アニメが始まった『呪術廻戦』が久々にお気に入り。  週刊少年ジャンプの連載作で、成り行きで身体に呪いの王を宿してしまった少年が、呪術師の学校に入学して、呪霊(≒妖怪)と戦っていくストーリーだ。  導入部分こそ『BLEACH』に似るが、全体的に『幽遊白書』と『NARUTO』の影響が色濃い。  例えば、作品を形作る厚みや体温や鼓動と言ったリアリティ。  『幽白』のセリフは、名言としての体は為さないような何気ない一言が、リアルな重みを持って読者の心に残る。『呪術廻戦』が描く世界

          僕のtwitterは凍結されたけど『呪術廻戦』が面白い