0からはじめるデザイナー採用設計
🎄Money Forward Design Advent Calendar 2022の21日目の記事です🎄
現在マネーフォワードから出向しスマートキャンプにて主にオンラインイベント事業に関わっている大瀧です!
今回は一人デザイナーだった私が2名採用するまでに行った採用設計の進め方のお話をしようと思います!
デザイナー採用担当の人事の方や採用に関わるデザイナーの方に参考になればと思います!
1.今後の組織設計の理解
今後何人想定になっていくのか、今後の事業展開、予算感などを元に採用人数など要件のヒアリングを行っていきます。
ここをしっかり理解することでこの後の工程の確度が上がっていくので、とても大事です!!!(経営戦略周りの理解にも繋がりました。。)
2.担当業務の洗い出し
今後の組織設計をベースに入社後に採用者に担当していただきたい業務を1年後/2年後/3年後で洗い出していきます!
3.期待値のすり合わせ
洗い出した担当業務をベースに成長計画を上長など各所関係者と期待値をすり合わせていきます!ここで上長ではなく横の繋がりのマーケ担当など業務で連携する部署ともすり合わせをすることによってより解像度が上がっていくのでおすすめです!
4.担当業務/期待値からスキルへ落とし込み
ここまでの情報をもとに、業務を遂行するのに必要なスキルを洗い出していきます。この際に1~3年後と優先度の軸で整理すると成長計画と擦り合わせやすいです!
5.希望ペルソナ選定
必要スキルをもとにジュニア/ミドル/シニアそれぞれで人柄などペルソナを絞っていきます。
自社の方針によってここの項目は決めて良いと思いますが、
「デザイン経験年数」「実務経験種別」「人柄」「ミッション共感度」あたりはマストで入れると良いと思います!
6.質問文/募集要項への落とし込み
面接での質問文や募集要項にペルソナ情報/スキル情報を元に各項目ごと落とし込んでいきます。
文章は個性が出やすい部分なので言い回しなどの振る舞いの部分も自社のブランドを参考にしっかり考えれるといいと思います!
【おまけ】アトラクトにも使える!
成長計画や担当業務、期待値などはアトラクトの場面で転用できるので、ペルソナごとにアトラクト方法も考えておくとより内定率も上がってくると思います!
まとめ
いかがだったでしょうか。採用設計をしっかり詰めることで私の場合は結果として採用計画より前倒しで採用目標を達成することができました。採用設計はすごく時間がかかりますし遠回りに見えますが、採用エージェントや面接担当者との認識齟齬の回避などにも繋がり、結果的に早期の採用ができるので粘り強く行っていくことをおすすめします!
明日のAdvent Calendar
とらめぐさんによるご自身の転職に関しての記事です!!
乞うご期待!