見出し画像

スクラップを見返したら「好き」や「不満」が見えてきた話 #11


2018年にスクラップしていた新聞記事を2022年に読み返すと、この4年で世界も私も激動だったな〜と感じます。
2022年が終わるまでにはこの企画を完結させたいです。



『中小負担増を懸念』


読売2018年7月26日(木)2面、総合2

感想:最低賃金が上がる事は個人的にはとてもうれしい。しかし、中小企業の負担になっている事は知らなかった。パン屋や個人の喫茶店などは時給が安い。958円(東京) − 737円(高知など) = 221円の差がある。日用品や土地価格の差も気になった。
調べた:最低賃金は最低限支払わなければならない賃金の下減額のこと。平成30年10月1日現在。京都、856円から882円。長野、 795円から821円。大阪、909円から936円。東京、958円から985円。鹿児島、737円から761円。
諸外国ではほとんど全国一律だ。フルタイム労働者の平均賃金の約40%でOECD諸国では最低レベル。何のための最低賃金制度なのかを考える必要があると思った。


『適切な受診へ周知へ』
『学び直し定時制の補助』



毎日2018年7月31日(日) 4面、経済総合

感想:医者を増やすか受診時間を減らすか対策をしないと働き方改革には成功しないと思う。医師からするとお客様は患者様だがお客様は労働者を人間だと思っていないことも多いと思う。仕事なのだから見てくれて当たり前と思うこともあるが医師も人間だから休息は必要。そして自分だけのために働く人がいると思っているお客様も多いと思う。つまり働き方改革は労働者も国民も意識を変えなければ成り立たないと思った。
調べた:理学療法士は「身体に障害のある人に対して主としてその基本的動作能力の回復を図るため、治療体操その他の運動を行わせ、および電気刺激、マッサージ、温熱その他の物理的手段を加える」と定義される。初任給約230,000円


『転職先広がる業種ITコンサルでも公僕気質』


読売2018年8月1日(水) 9面、経済


感想:転職先として最近増えているのがベンチャーやコンサルなのは意外。官僚の方が安定しているからといって一生そこに従事したいという人が過半数でもなかった。ロボットにはできない立案、営業等が必要となってくるだろうと思った。東大や京大などの高学歴の人でも中途退職するのが少し意外だった。

調べた:「一般的に不安定で離職や転職が多くなる非正規雇用者の増加が、見かけ上の労働市場の流動化を促すという面がある」と教育社会学者の中澤渉は指摘している。今の若者が昔より転職するようになったのは転職しようという意思が芽生えやすい社会構造構造に変化したから。


『うちもお隣さんも爆弾ある』


朝日2018年8月7日(日)31面、社会


感想:核抑止論をわかりやすく説明した言葉だと思った。爆弾がなくても喧嘩しない社会が実現すれば平和になるだろう。広島は原爆を投下された時としての地位を守ってほしい。お互いに爆弾を持って系会社をよりもお互いに捨てて歩み寄った方が平和的解決につながる。

調べた:核抑止論とは、核兵器の保有はその法外な破壊力のためにかえって戦争をよく知るする力になると言う考え方。核兵器を使用しようと思った時も相手からも相手国からも核兵器による破壊的な被害を確保しなければならず、そのため最終的には核兵器の使用を思いとどまるという論理。核のある世界よりももっと悪いのは核兵器のない世界である。第三次世界大戦を防ぐ唯一の方法だと仮説を立てている。しかし本当に核兵器を使用すると、人類を絶滅できるほどの力を持っている。子々孫々まで影響及ぼす。

『樟葉台場 京都側の防御脆弱』


読売2018年8月1日(水) 13面、文化


感想:京都側、旧幕府が負けてしまった原因が考古学や発掘をもとに予測分析できるのが凄いと思った。枚方や樟葉から伏見まで来るとなると当時だと相当な時間がかかりそう。歴史を感じられる土地に住んでいるから興味を持った。外国からの攻撃に備えていたがまさかの京都側の攻撃を受けてしまった。まさに灯台もと暗しだと思った。
調べた:鳥羽伏見の戦い、明治新政府と旧幕府との間の武力衝突。西郷隆盛らは旧幕府側を挑発。徳川慶喜の本営大阪城を出発、京都南郊の鳥羽伏見から京都へ進撃しようとした。装備力で劣勢だったため慶喜は江戸へ敗走。その後、戊辰戦争が始まった。

『AR時代の感性を映す』


日経2018年8月4日(土)42面、文化


ゲームをモチーフにした文学は面白そう。他者がいるからこそコミニケーションが成り立っていると言うことを忘れてはいけないと思った。現実とゲームが切り離されがちだがそうでもない。現実がゲームに、ゲームが現実に与える影響は非常に大きい。境界を曖昧にしてはいけないと思う。サバイバルゲームで殺し合いが行われているところを見て現実に反映させてはいけない。ゲームを題材にした本を読んだことがないから読んでみたいと思った。

『平和の象徴になった親友』


日経2018年8月3日(金)34面、文化


戦争体験や被爆体験を語っていくのは辛いことだと思うがとても大切だ。戦争を知らない子供たちにとって単に歴史の一部としてしか認識できず現実味を帯びない。負の歴史を語りつくべき。千羽鶴を折る禎ちゃんはどんな思いだったんだろうか。戦争を実際に経験した世代がいなくなったらどうなるのか。戦争体験や語りなどを絶えず戻していくのも自分の役割なのだろうと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?