尾針神社の奇跡
岡山市内にある尾針神社でのお話。
今年1月13日に次男がコロナになり、入院した。すぐに退院する予定だったが、動けない体の彼は、入院中に褥瘡(じょくそう)ができてしまい、入院が長引いていた。
参拝を通して知り合ったお寺青年・Yさんとは例大祭などを除いて普段の参拝で会うことはなく、ラインでやりとりをしている。
そのYさん(以降、お寺青年)が、私の息子の入院を知り、その病院を管轄している尾針神社のお札に向かって毎晩自宅で遥拝してくれているという。なんとありがたい。
一方、私は尾針神社に行ったことがない。そのうち顔を出して神様にご挨拶した方がいいなぁと、なんとなく思っていた。
そんなある日のこと(3月2日)。
歯科検診で岡山駅西口近くの歯科医を受診。そしてお昼は奉還町の喫茶店でのんびりランチ。なぜかいつもは頼まないケーキとドリンクまで注文して、まったりしていた。
ゆっくり食べたし、さぁ、もうお店を出ようと思ったその時。
「あ。尾針神社に行ってみよう」
と思いついた。喫茶店からそれほど遠くない。
そして到着。車が1台とまっている。
ん?摂社の方にお寺青年らしき人影が‥。
あ。いる。
そして摂社をぐるっと一回りしてきたお寺青年が、私を発見してびっくり。「うそでしょー?‼️」を連発していた。
彼は私の息子の入院が長引いているのを心配して参拝し、まさに今、お守りを授かってくれたところだという。はい。と手渡され、速攻でお守りゲット。
すごい偶然? いえいえ、見えない存在たちの連携プレーにより、必然的に会っている。
早くお守りが手に渡るように‥。
お守りはその後、病院に持参した。
後日談。
長引いた入院だったが、3月13日に退院。
尾針神社にお礼を言いに行かねば。
退院の3日後
3月16日に尾針神社に到着。
車はない。
さすがにもう会わないよね。
拝殿で参拝。
いたーー‼️
またまた、本殿裏から現れた。
うそでしょう?って今度は私が言った。
「車、なかったのに」
「今日は車じゃなくて歩いてきたんです」
毎週来ているわけではないという。
全く待ち合わせていないのに、同じ日の同じ時間に参拝して会うことになる。
観光地での参拝を除き、地元での神社を参拝した時の滞在時間は、長くて15分程度だろう。その短い時間、ピンポイントで出会うのは、高次元存在の連携プレーというしかない。
そういう奇跡がナチュラルに起こることを知ったのだった。
そして3回目。
岡山神社の月始祭で会った時に「尾針神社に行く」というお寺青年についていき、私も一緒にお参りしたのだった(noteおついたち参り参照)。だってどうせ3回目も尾針神社で会うことになるんでしょ?高次の存在たちのはからいで。
※初めての出会いも、完全に神社とお寺に導かれているのだが、その話はまた今度。