『セブン』感想文

映画『セブン』を見ました。
(⚠️自分には合わなかったという感想文なので、好きな人は見ない方がいいと思います。)

自分用の日記としてはいるものの、Twitterの鍵垢ではないので目に入る人もいると思わないとですね。注意書きの通り自分には合いませんでした。その合わないってのが自分にとって以外で驚いたので、記す!!!!!!!!!!!

「セブン」名前だけは聞いたことあって、ネタバレわんさかだから見るの良くないと思っていても見てしまうTwitterの #忘れられないラストの映画 みたいなタグでも見かけた気がします。
当時劇場で見たという親に聞いても、衝撃なので心して見た方がいい。との事でした。
……がこれが良くなかった!!!!!気がする!!!!
映画アニメ何にしても調べすぎは良くないと痛感しました。でもセブンは衝撃のラスト!が本の帯みたいに出てくるから避けようがないよ〜!
心して見ました、心して見た結果「あ〜」で、それ以上マジで出てこなかった。
作品自体暗いとのことで、鬱系が好きな自分は絶対好きなやつ〜!!と思ってウキウキで見始めたので、スタッフロールが流れ始めてまあまあショックでした。いや、完全に自分の問題なんですが……。

セブンを見る前に見たのが「ショーシャンクの空に」で、この俳優さんは若いイケメンとのバディが似合うなと思いました。初手デブの変死体、面白そう! 2人が追う事件については、殺し方がユーモアあって面白かったです、考えるの楽しそう。そしてまあ色々あって奥さんと3人で仲良くご飯、奥さんに妊娠の相談をされる。FLAGがBINGBING……その後犯人を追いかけるも逃がし、どうする!というところで犯人が自供!?そしてラストシーンへ……。ここから着くまでが結構長かったですね。犯人の言ってることはよく分からず、わかる必要も無い気がした。やはり一番語りたいのは最後、終わり方で。2人の前に運ばれた箱には、若手イケメン(ブラピ)の奥さんの首が入っていた。ここはまあ予想出来るとこだった、奥さんと妊娠している赤ちゃんで連続殺人計画の残りの2人が達される。
そしてブラピの前に究極の2択が現れます。

怒り 復讐の為犯人を殺し、計画を完成させてしまうか

復讐の心に屈さず、犯人を法で裁くか。

ブラピが選んだのは前者。そして物語はあっさりと幕を閉じる。え!??終わっ、終わり!?オワーーーーーーッ!?!!!!!?ビックリだよ、待って、置いてかないでくれ、そんなあっさり、、この後ブラピはどうなるのか、殺人犯として逮捕なのか…多分そうなる、そうか……で……!? 犯人は結局、自分の死を以て計画を遂げました。本人にしてみれば完全犯罪。この怪奇連続殺人はブラピ達の負けで、犯人の勝ちという形で幕を下ろす。この終わり方にどういう感情を抱けばいいのか分からないというのが、「微妙だ」と感じた理由かな〜。
急展開で急に終わる、「衝撃のラスト」に対しても薄っぺらい印象を感じた。そもそもこの「衝撃のラスト」への衝撃具合が薄かった。これは途中ずっと頭の中で、「実はベテラン刑事は二重人格で真犯人はベテラン刑事」「妻が犯人」「最後ブラピが自分を撃つ」など流石になさそうな展開を予想していたせいもあるかもしれない……なんにせよラストへの期待値が高すぎた。でも実際ラスト以外に高まる展開のない映画だった印象はある。盛り上がり所が最後の1箇所で、しかもその1箇所が急展開で急に終わる。グラフにするとそこだけ尖りすぎてるようなイメージ。
もう少しその後のブラピを描いて欲しかったのかなー……でもそれは蛇足な気がする…、最後結局選択を迫られたのはブラピだけでそれも犯人の超思惑通りで、そこに今までのバディの深まった絆とかがなく、ただただ一方的な選択肢だった。一切非がなく可哀想で、選択した選択肢も当然で選択した結果も当然のものだし……。例えばブラピの撃とうとしたのをベテランが止めようとして撃たれるとか、ブラピの代わりにベテランが撃つとか……それもよく分からんが……、そういうのだったら感動とか衝撃があったのかなあと思う。書き出してみたが結局なぜ刺さらなかったのかハッキリしなかったですね。う〜ん難しい!

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