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9月24日脇浜紀子氏Zoom勉強会「普通の人目線で振り返る、情報流通健全性検討会」

MediaBorderでは奇数月に、全会員が参加できるZoomによるリモート勉強会を開催している。今月、9月24日は京都産業大学の脇浜紀子教授にメインスピーカーをお願いして、総務省の有識者会議「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」を振り返る。開始時刻は19時から。
この検討会は、その名の通りインターネットで誤情報偽情報が飛び交い、中には悪質なものも多い中で何をどうするべきかを議論している。昨年11月からスタートし、いま「とりまとめ」に入っている段階だ。ちょうど能登半島地震で誤情報が飛び交って混乱し、またSNSでの詐欺広告の莫大な被害が出て政治家が騒いだこともあり、大きな社会問題としても注目される検討会となってきた。
ただ、あまりに広範囲に渡る議論でなかなか把握できなかった。会議の回数も非常に多く全て傍聴するのは難しい。有識者もメディア研究者から心理学まで幅広く、ヒアリング対象者も広告からプラットフォームまで多岐に渡った。また人により立場により会議の受け止め方が違い、「とりまとめ」も課題を残しているようだ。
脇浜教授も有識者の一人なのだが、以前にお会いした際に、戸惑いを抱えつつ参加しておられる様子だった。その意味では、我々傍聴者と目線は同じかもしれない。
そこでこの勉強会では、検討会の有識者として”教えていただく”のではなく、我々と同じ目線で、でも有識者として参加されてきた見地から、この検討会を振り返っていただく。
そして参加者からも思うこと、質問などをどんどん出してもらい、脇浜氏の話を聞くだけでなく参加する場にしたい。
また会議を傍聴したことのない人でも大まかに内容がわかるよう、最初に解説するので、どなたでも参加してもらえる。ぜひ大勢の参加をお願いしたい。

脇浜紀子

京都産業大学 現代社会学部教授
神戸出身。読売テレビのアナウンサーとして「ズームイン!朝!!」のキャスター、「ミヤネ屋」のレポーターなど、25年間にわたり報道・情報番組等を担当。2000年に南カリフォルニア大学修士号、2010年に大阪大学大学院国際公共政策博士号。著書に「テレビ局がつぶれる日」(2001)、「メディア・ローカリズム〜地域ニュース・地域情報をどう支えるのか〜」(2019、編著)。

参加希望者は掲示板でコメントでお申し出を。もしくは境宛にメールをどうぞ。sakai@oszero.jp

勉強会のZoomはこちら↓

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