「ネットフリックスvsディズニー」著者・大原通郎氏を迎えてウェビナーを7/28開催!
7月28日(水)17時より、「ストリーミングで日本のテレビも変わるのか」と題したウェビナーを開催する。MediaBorderでも4月に紹介した「ネットフリックスvsディズニー」の著者・大原通郎氏をメインスピーカーにお迎えし、著書の中身を中心に、それ以降さらに進んだ海外の最新動向もお話しいただく。(2200円が1500円になるMediaBorder購読者限定の割引コードをこの記事の最後に掲載します)
4月の記事でも書いた通り、この本には世界中のメディア企業がいかにストリーミングを軸に事業構造の変革を急いでいるかが詳しく書かれている。
直近でもスピルバーグのアンブリン社がNetflixと長期契約するなど次々にニュースが飛び込んできている。目まぐるしくてついていくのがやっとだ。本ウェビナーでは、大原氏によってここ数年の動きについてまとまって知ることができるだろう。
また「地域とテレビの未来ウェビナー」シリーズの一環として、ローカル局についても時間を割いていただく。この本でもローカル局の話題は触れられていた。ニュースが重要になる中でローカル局の重要性が再認識されていること、ネットでもニュースを配信することでローカル局の存在感が浮上していること、そしてステーショングループと呼ばれる資本統合によって力をつけ始めていることなどが書かれていた。
その辺りの最新動向も加えてもらい、ローカル局の方にも価値あるウェビナーになりそうだ。
またゲストスピーカーに京都産業大学の脇浜紀子教授を迎え、後半はじっくりディスカッションしてもらう。脇浜氏は読売テレビ在籍中からローカル局の役割について研究してきており、また海外メディアの動向やネット活用にも詳しい。大原氏と脇浜氏の議論から、テレビ局のDXの重要性、ローカル局の今後のあり方などの課題を浮き彫りにし、解決の緒も探りたい。参加者の皆さんの意見や質問も議論におり混ぜ、参加型のウェビナーとして進行できればと思う。みなさんぜひチャットなどで発言してもらいたい。
コロナ禍でテレビ局の、そしてローカル局の経営環境の厳しさが増している。はっきり言ってテレビ局も「ニューノーマル」に変わっていくべきなのだ。ストリーミングを核にして生き残れるのか、と疑念を持つ人もいるかもしれないが、これまでと同じ手法では行き詰まるのが目に見えている。何かに賭けるしかないし、ネットが伸びることだけははっきりしている。心配事を並べて何もしないより、思い切って羽ばたいてみるべき時だ。
海外の事例は私たちにとって唯一具体的に参考になるものだ。この機にぜひ、本ウェビナーを通して新たな知見を吸収してもらえればと思う。
MediaBorder購読者向けの割引コードは以下だ。
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