10年目技術系公務員が民間企業に転職するまでの500日② 現状把握と公務員のメリット
「転職するとして今の自分を知らなければ!」
さっさと転職サイトに登録すれば、その道のプロが色々アドバイスくれるのですが…
「転職サイトに個人情報を載せるのがイヤ!!!」
という変な考えを持っていたので、自分で調べて転職活動を開始することにした。今思えば早く転職サイトに登録すれば良かったと思う。
これから転職しようと考えている人はとりあえず登録がオススメかと。
では私のスペック
年齢 30代前半
性別 男
学歴 地方国立大化学系卒
職歴 地方公共団体10年目
配偶者 あり
子ども なし
持ち家 なし
資格 特になし
うーむ、我ながら薄い経歴である。
もしこれをご覧の大学4年生がいたら、これだけは伝えたい。
【大学院だけは行っとけ!ロンダリングしとけ!】
大学院に行かない選択をしたことをこの転職活動時、本当に後悔した。なんたって書類の通過率が段違いなのである。
またせっかく見てくれだけでも学歴をあげることができるチャンスでもあるので、可能ならば頭のいい大学の大学院を目指したほうがいい。
昔はそんな見てくれだけの経歴なんてあってもなぁ…と思っていたが、書類に書くことなのだ。そりゃ見てくれだ。見てもらえなければ実力を示すこともできない。
さて現状の自分は分かった。しかしこのときの自分は本当に甘い考えを持っていた。
「専門性があるし大丈夫だろう。そこまで苦労しないはずだ」
甘い。いくら大転職時代で求人がたくさんあるとはいえ、それは人手不足の業界だけなのだ。それは転職サイトに登録して知ることになる。
続いて考えることがあった。
「公務員でいることにもメリットがあるはず!」
ということで調べました。
そう、住宅ローンが低金利で通りやすいと言うことだ。
「せっかくだし、家買っとくか」
こうして私は家を探しながら転職活動をすることに。
結果論ではあるがこの選択は正解だった。
住宅ローンは公務員というより、勤続年数が効いてくるようで転職してからだと、ローンを組むのも一苦労になるようだった。
公務員のメリットは以上です。
公務員というのは細く長く続けることがメリットなので基本的に旨味はない。
公務員を目指す学生の方が見ていたらもう一度よく考えてほしい。果たして新卒のカードを切る価値はあるのかと。
今や公務員にはいつでもなれる。民間企業がきつかったらいつでもなれる。これは誇張でもなんでもないし、将来的にはもっと公務員になりやすくなるだろう。
将来のことを真剣に考えれば色々見えてくるものだが、大学生のときにそこまで考えられる人っていうのはほんの一握りなんだろうな…
では、次からこの薄い経歴を武器に転職活動を始めてみた結果を書いていく。
ここまでお読みいただきありがとうございます。