何人もの自分がいる
最近歳を重ねるにつれて思うことがあります。「自分」っていう存在は何人もいるなと。これだけ書いてもわけわかりませんよね。
簡単に言うと、人によって自分への印象が全然違うだろうということ。
会社にいる私、友人といる私、妻といる私、それぞれ関わっている人にとって違う印象でしょう。よく本当の自分をわかってほしいなんて台詞を聞きますが、私はどれも本当の自分だと思います。それはもちろん逆も然りです。私が好きなあの人は別の人から嫌われているかもしれない。
満員電車に乗ってると特に思います。
舌打ちをする人、どんなに人が入ってきても頑なにドア横を譲らない人、車内で大声で電話する人。いろんな人いますよね。
嫌だなあ、と思いつつも実は家に帰ったら家族みんなに好かれてるいいお父さんかもしれないし、彼氏が大好きな愛しい彼女かもしれないんだよなと考えます。
そんな何人もの「自分」がいるなかで誰にも不快な気持ちにさせたくないなって思います。好かれていたいとかではなく、私と関わることで気持ちが下がるようなことがあってほしくないなと思ってしまいます。
いろんな人がいる中で、みんなが気持ちよく過ごせたらいいなって本気で考えます。
こんなことを直接人に言ったら偽善だとか、寒い、とか言われるんでしょうがnoteなら言えますね。