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辛いものが苦手というのが思い込みだった話

わたしは、27歳の時に「ベーチェット病」という難病の診断を受けた難病患者です。
そんな私の、病気に関する小ネタ。

辛いものが苦手

わたしは長年、自分は辛いものが苦手だと思っていた。
だから、辛さを選べるカレー屋ではいつも甘口を頼んでいたし、中華や韓国料理も辛くない料理かできるだけ辛味を抜いてもらっていた。

辛いものが食べれる

そんな私に転機が。
ある時、カレー屋で辛さを1にしたことがあった。
なんだか、その方が食べられる気がしたから。
結果、超旨い。


「カレーって、辛い方が美味しいんだ」


と感動した。
その後、キムチも超旨いことがわかったし、辛いと言われる料理は辛い方が旨いことがわかった。

なぜ、こんなことが

なぜ、こんなことになってしまったのか考えてみた。
私は、中学生くらいの時から口内炎がひっきりなしにできていた。

27歳でベーチェット病の診断を受けて、治療を始めたら、口内炎がかなり良くなった。
口内炎がなくなって、辛いものを食べても痛くないし、ものの味もよくわかるようになって、
急激に、食事への関心が高まった。

食べられるものを探す食事から、美味しいものを美味しい状態で食べる生活になった。

結果的に、
辛いものは辛い状態が美味しい
という至極当たり前なことを、30歳目前にして知った。

病気のせいで意外と機会損失してたんだねぇ~

ちなみに、わたしはベーチェット病のなかでも「腸管型ベーチェット病」という種類なのだが、腸への負担を減らすために、辛いものは基本的に食べない方がいいらしい。

どこまでいってもざんねんなからだだ。






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