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【初めてのHRTechconf】 やってよかったこと・無駄だったこと
みなさんこんにちは、UnleashUの秋山です。先月末にラスベガスで行われた、HRTechconf 9/24-26@ラスベガスに参戦してきました。人事になった6年前から憧れていたカンファレンスだったので、感無量。
今回参加するきっかけになったのは、10/4に日本で行われたSP総研さん主催の、HRTechconf報告会に協賛したことです。
もともとカンファレンス自体に行く予定はなかったのですが、主催者の民岡さんと10/4について事前打ち合わせする中で「やっぱりイベント自体も見ておかないと話にならないな!」と思い、出発の3日前に行くことを決め、優秀なメンバー達のおかげで、チケット手配や不在中の業務分担をして、なんとか行ってきました。本当にみんなありがとう….!
カンファレンスの目玉であるkeynoteについては、民岡さんはじめさまざまな方々がまとめてくださっているので、私は以下の5つの観点でまとめていこうと思います。
①はじめてのHRTechconfでやってよかったこと、無駄だったこと
②タレントデベロップメントの観点で興味深かったサービス三選
③個人的に面白かったトークセッション三選
④サービス別ノベルティの紹介
現地参加者のおすすめレポート
HRTechconfって何?
HRテックカンファレンス(HR Tech Conference)は、人事(Human Resources)分野におけるテクノロジーの活用に焦点を当てた大規模な国際会議のことです。このイベントでは、人事管理、採用、人材育成、従業員エンゲージメントなどに関する最新のテクノロジーやイノベーションが紹介されます。
多くの企業、スタートアップ、テクノロジープロバイダーが集まり、最新のHRソリューションやサービスを展示し、業界のトレンドや課題について議論が行われます。また、著名な講演者によるセッション(キーノート)やワークショップも開催される多く、人事専門家やビジネスリーダーにとって重要な学習と交流の場となっています。
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はじめてのHRTechconfでやってよかったこと、無駄だったこと
さあここからは、ドタバタ参戦してきた私の超個人的な、やってよかったこと&無駄だったことのまとめです。来年以降、初めて参戦する方に向けて、ちょっとでも参考になれば幸いです。
やってよかったこと
まず大前提カンファレンスへの参加は多くの面で有意義な経験となりました。絶対に行ってよかった、後悔はありません。
宿泊に関しては、会場のマンダレイベイホテルとその隣のルクソールホテルの両方に滞在したことで、ラスベガスの異なる雰囲気を味わうことができ、イベント体験をより豊かなものにする良い選択でした。
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マンダレイはルクソールにくらべて価格は3倍しますが、その分会場にも近いですし(というか会場そのもの)、ベッドルーム以外にリビングがあり仕事のしやすい机も揃っていました。東京とラスベガスは時差は16時間で、ベガスでイベントが終わった18時以降に、日本とつなぐと午後の仕事がちょうど始まる頃なので同期的に仕事ができて、自分の体力さえ持てば無限に働けることがわかったのも一個の収穫でした笑
ただ無理しすぎたのか、ベガスの乾燥した空気にやられたのか、二日目以降から風邪をひいてしまい、せっかくのジムやプールで体を動かせなかったのは残念ポイントでした。
次に、日本人コミュニティの人々と食事を共にし、新たな人の脈を築いたことは大きな収穫でした。わざわざ米国までいって、日本人と交流しなくてもいいじゃないか…!と言われてしまいそうですが、逆にいえばわざわざ米国まできて市場調査している方達なので、必ず一芸秀でているといいますか、とても素敵な方達で、お会いできて最高でした。freee時代にお世話になった先輩のお父様ともお会いできたりして、世界は広いけど世間は狭いなと思いました。また日本から参戦ではなく、現地でビジネスをされている方も多く、日本人の感覚で米国のHR近況を教えてもらえたのも、ありがたい機会でした。
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3つ目の効率的な情報収集という点では、いくつかの工夫が功を奏しました。ピクセルのスマートフォン録音の機能を活用し、連続セッションを全て録画・文字起こしして保存したことで、毎日の振り返りが容易になりました。これをAIに翻訳・サマリーしてもらえば、聞き取れなかったところも後からキャッチアップできます(みなさんのレポート見ててもそんな雰囲気を感じる…)
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また、イベント公式アプリを使って事前に興味のあるやセッション展示に印をつけ、効率的な行動を立てたことも、限られた計画時間を最大限に活用することに役立ちました。
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さらに、特に詳しく知りたいサービスについては事前に予約を入れて商談の機会を設けたことで、より深い理解と有意義な対話を持つことができました。
これは完全に私の運がよかっただけなのですが、最近サンフランシスコに旦那さまの転勤で越してきた日本人の方と友達になり、各ブースで通訳してもらえたのは超絶ラッキーでした。小生、受験英語しかとおってきてないもので、聞き取りはなんとかできるのですが、いいたいことが言えないポイズンな状態でして、興味のあるサービスについて詳しく聞きたいときに、彼女が横にいてくれたのは、とても心強かったです。
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最後に、この機会を利用してサンフランシスコまで飛行機で一時間足をのばして、元freeeのトップ達に会えたことも、懐かしく刺激をもらう機会でした。その過程で、スタンフォード大学やカリフォルニア大学バークレー校を訪れることができ、日本以外の教育機関の雰囲気を直接感じられたのは貴重な経験となりました。バークレーは、寮の中まで見せてくれて、来来来世くらいで自分もここに…と誓いました!
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これらの事前準備や幸運がかさなり、カンファレンス参加の価値を大きく高めることができたと感じます。では次に、これは無駄だったかもポイントについてまとめてみます。
無駄だったと思うこと
まず、フルアクセスのチケットを購入したことは、結果的に費用対効果が低かったと言えます。朝食は不要であり、フルアクセスで利用できるウーマンテックの展示も期待ほど続くものではありませんでした。 特に、6,000円相当とされていたランチも、その価格に見合った内容ではなかったため、より安価でなチケットで十分でした。ここで10万は節約できたと思います、無念。
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また、交通手段についても反省点がありました。 直前になって飛行機のチケットを購入したため、必要以上に高額な料金を払うことになりました。出発直前まで、NYの大学教授に会いに行く選択肢もあったので、帰りの便を決められなかったのですが、1ヶ月前いやもっと前から準備をしておけば、これまた15万くらいは節約できた気がします、無念。
スタバや水を買わなくていい。カンファレンス会場では、各ブースがコーヒーを用意していたり、給水スポットがいくつも設けられているので、スタバやコンビニで飲み物を買っておく必要はありませんでした。また会場には朝のフルーツとおやつもでるので、朝ごはんとスナックを準備しておく必要もありません。
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あと細々したことでいえば、ホテルに湯沸器はないので、カップ麺や味噌汁持っていっても無駄。一切の現金不要なので、両替すること自体が無駄。ただし、カジノをしたいなら日本で両替したほうがお得(2024/09時点)。
今回の学び
3日前から準備しても、ギリ行ける
ただし、超絶優秀なメンバーに支えられているから
秋山が一人で準備したら、ポンコツすぎて絶対に無理だった
受験英語だけでも、意思疎通・情報収集可能
ただし、テクノロジーの力を借りることと、度胸ありき
余裕をもって準備することが、結果コスパにつながる
当たり前すぎて、議論の余地なし
せっかく渡米するからの予定をもりもりに詰め込むのが吉
誰かと話ることで、セッション・展示会での情報収集が効率的かつ深化する
いろんな観点で見ることで、3日間を有意義なものにできる
ベガスは砂漠なので、喉鼻が弱い人は要注意!
マスク、龍角散、風邪薬は持参必須
次回に向けて
民岡さんも10/4の報告会イベントでおっしゃっていましたが、毎年大きなアップデートがあるわけではなさそうなので、3年に一回の参戦くらいで今後はいいかなと思いました。HRTechconf以外にもいきたい学会やカンファレンスはたくさんあるので、年一では海外学会にいきながら、自社のサービスに活かしていきたいです。
以上!
以下、追記予定
②タレントデベロップメントの観点で興味深かったサービス三選
③個人的に面白かったトークセッション三選
④サービス別ノベルティの紹介
⑤番外編:サンフランシスコにも行ってきたよ