【ローカル回帰だから知りたい地方のお菓子】げんこつあめって知ってる?【愛知県犬山市】
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地方をめぐる旅人のおすし(はたーちゃ)です。
母が好きすぎてリピ買いしているお菓子についてファンレターを出したところ、高田屋製菓(愛知県犬山市)さんから、なんとお礼のお手紙が届きました。
お手紙を拝見すると、洋菓子の広がりやグローバル化でいろんなお菓子の戦国時代になった現代では、歴史が長すぎるゆえに地味なお菓子ほどメジャーになることが難しい様子…。
そこで、グローバル化と真逆に進む今だからこそ、おばあちゃん世代の好きなお菓子の知識とテイストを若い人にも広げたいですよね。
げんこつ飴とは?
水飴を混ぜて練り上げるときに、抹茶や胡麻、ヨモギなどいろいろなものを混ぜることもある。また、仕上げの際にも周辺にきな粉や砂糖などをまぶすこともあり、組み合わせによって多くの種類のげんこつができあがる。作り方は、練り上げたものを直径1.5cmほどの棒状に仕上げ、包丁で長さ2cmほどに切っていく。この包丁さばきを店頭で見せている店もある。やわらかく一口サイズになっている。<wikipediaより参照>
大麦を粉にした「こうせん」と水飴に、きな粉が入っているとのこと。
お手紙には新味なのかピーナツのげんこつ飴が入っていたのですが、これが食べると柔らかくてとてもふんわりしていて、やさしい三温糖の甘さが嬉しい!
今はきなこ飴もハードタイプソフトタイプとあるようで、母曰く『いつも量販店で買う時は硬いものが多いけど、これは柔らかくておいしい!』ととても興奮気味でした。(生きなこ飴のような感じ)
(ちなみにピーナツげんこつ飴はオンラインショップで見かけなかったので、もしかしたら地元しか売ってないのかな?)
げんこつ飴は岐阜県と愛知県犬山市の特産品
なんとこのげんこつ飴、発祥は戦国時代にさかのぼるそうです。
愛知県犬山市にある犬山城初代当主の成瀬氏という人が考案し、以来城下町で作り続けられています。
髙田屋さんはそもそもいつお店が発祥かわからないほどの昔から、高田屋の看板をかけてからは1904年創業で、創業ゆうに100年以上。
戦国時代も戦中も乗り越えてきた栄養価の高いお菓子です。
犬山城の場所
今はコロナであまり遠出できないけれど、出来立てホヤホヤのきなこ飴を食べて犬山城見学をしたいなと思いました。
これからはコロナの影響で輸入原料に比重が大きいパンやケーキや値上げが予想されますが、戻せれば国産素材でもできるお菓子には再度スポットが当たりそうな予感がします。
↑犬山市のゆるキャラわん丸君のパッケージがかわいい。
コロナで移動縛りがある今だからこそ、お取り寄せでいろんな地方の味を知りたいですね。
高田屋さんのオンラインショップはこちら→