「くん」じゃないよ!「ちゃん」だよ! #あの日言えなかった言葉
こんにちはと初めまして。おすぬです。
今月からふたつのことにチャレンジします!
ひとつ目は
ことばと広告さんの「書く部」に入部しました!
この記事は
#あの日言えなかった言葉 というお題で書いています。
ふたつ目は
ヤス(ウエダヤスシ)さんの
【毎日投稿トレーニング】66日ライティング×ランニングという企画に参加します!自信はないけどいつかやってみたかったので。チャンスの神様はつるっぱげじゃなくてひょっとこの仮面でした。
さて。
皆さんはご自分の名前、好きですか?
大人になるまで、私は自分の名前が好きになれませんでした。
女の子の名前に子、美、代、がつくのが当たり前の昭和。両親は何を思ったのか、姉と私に子も美もつかない漢字二文字(音も2音)の名前をつけたのです。
忘れもしない幼稚園の入園式。
幼児にとって最大スペシャルなイベントです。
クラスに分かれてひとりひとり名前を呼ばれました。みかん組のナナ先生(仮名)。
みんな次々に返事をします。
私の番がきました。
「○○○ ○○くん!」
!!!!!
あまりのショックに
私はかたまってしまいました。
返事もなにも、言えません。
ほかの子も、よそのお母さんも、
ゆっくり私に視線を向けます。
どのくらいたったのか。
母が小さな声で
「すみません、女の子です」
と言いました。
おおおおっせーよ!!!
集団生活初日のスペシャルデイだよ!!
どーしてくれんだよー!!
当時は頭まっしろで
そんなこと思いつくことなく。
あのとき
「くんじゃないよ!ちゃんだよ!」
と言えていたら。
大人になって思うのは、当時は名簿が男女分けされていたはずだし、そもそも新入園児の書類を確認しているはずなのに。
モンペと言われようが、母が先生の首根っこつかんで(つかまなくていいけど)(間違えました胸ぐらです。暴行罪になるので注意です)「幼稚園を楽しみにしてる娘にあやまれ!」くらい言ってくれてもよかったのに。(先生も忙しいよね。but…)
そういえば。
私の姉は同じ幼稚園出身で、男の子とケンカしたり気に入らない相手の作品をぶん投げたりちょっとした暴れん坊でした。(たぶん母親にかまってほしかった)
あの日私が精いっぱい叫んでいたら。
伝説の(美人)暴れん坊姉妹になってたかもしれない。
(ライラン1日目)