あたしら花のセブンティーン by昭和書簡集
こんにちはと初めまして。おすぬです。
このあいだ、夫の仕事部屋の奥にある本棚を覗いてみました。
いつも夫が陣取ってるからチェックするのは久しぶり。
私の秘密の(笑)引き出しから、自分でも忘れていた手紙の束が出てきました。
手紙といってもノートを折りたたんだ「おてがみ」。
昭和にはメールもラインもなかったから、授業中に友だちに手紙を書いてたんですよ。
ノートの切れ端を菱形に折りたたんだり、襟付きシャツみたいに折ってくれた子もいたなあ。(そういう便箋もあった)
実家を出たときに持ってきたんだっけ。
それともずっと後に部屋を片付けたとき?
手紙の多くは部活で仲良かったエー子やビー子からのものだった。
どっちともクラスは一度も同じにならなかった。
私がなにかで悩んでたとき
ビー子はこんなこと書いてよこした。
(※多少改変してます)
あたしら まだ17じゃん
花のセブンティーンよ
軽くて甘くてふわふわしてんだけど
なかみがいっぱいつまってて
落としてもふんづけても簡単に割れないようなもの
そんなんじゃないの?あたしらって
。。。ビー子詩人やん。
花のセブンティーンて笑。
*
前クールで大人気だったドラマ
『不適切にもほどがある』。
毎回突然始まるミュージカルがありましたね。
昭和の女子高生・純子が令和にやってきた回で、
みんなで南沙織の『17才』ぽい曲を歌う場面がありました。
おじさんおばさんが昔語りしちゃうのは、
17才に戻りたいだけっていう歌詞でした。
*
私は別に17才に戻りたいとは思わないけど。
(あぁ気力と感性衰えてるなあ)
このビー子の手紙はすっごく覚えてる。
エー子とはいまでも付き合いがあるけど、
ビー子とはずいぶん前から疎遠になってしまった。
もしいつか会えたら
「あたしら花の熟女じゃん ガハハ〜」とか
笑い合えたらたらいいな。
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画像はヨンハチ様にお借りしました。ありがとうございます。
ふてほどの純子ですね。カワイイ!(あの時代みんなスカート長かった)
それではこれにて。ありがとうございました。
(ライラン43日目)
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