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日本が誇る伝統文化「大相撲」の魅力を広めたい
◾️◾️私の夢と目的、叶え方◾️◾️
私が30年以上前から、思い描いていた夢。
それは…
日本が誇る伝統文化「大相撲」の魅力を伝え
広めることです。
シンプルな言葉で、興味の無い人にも、相撲に目を向けて貰うきっかけを作りたい。
noteの発信で、小さなことからコツコツと夢を積み上げていきます。
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今回は、私の愛する相撲について綴ります。
まずは、以下の内容をメインに書きました。
○ 日本をよく知るには、伝統文化に触れたい。私が好きな相撲の魅力とは。
○ noteで心掛けていることや、フォローにまつわる思い、アイコンの意味など。
ご興味ありましたら、2分ほどおつきあいください。
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◾️伝統文化「大相撲」を広めたい理由とは◾️
〜相撲でなくてもいい。和を知り楽しもう〜
日本の伝統文化や芸術に目を向けると、楽しく美しいものが溢れています。「面白い!」「綺麗だな」と感じる気持ちが、心を豊かにしてくれます。昔の人に思いを馳せる時間を持つたび、尊敬の念を抱くと共に、この時代に生まれてきたことの奇跡や喜びを感じます。
和菓子をいただくのも、伝統文化を感じることの一つ。私は羊羹が大好きです。
学校で習う書道は、身近にありましたね。
では、歌舞伎や能楽、茶道、華道、着物…
となると、少し遠い気がしませんか。
場所や道具、時間、お金、他への興味など、遠のく理由も様々でしょう。娯楽が無数にある時代です。
外国の方が知って喜ぶのは、このような日本古来の文化と聞きます。私の失敗は、26歳の時に訪れたイタリアでのこと。現地の方がせっかく日本のことを質問してくれたのに、魅力を語ることができず、愛想笑いを浮かべるだけ。本当に恥ずかしい気持ちになりました。
自ら機会を作り、日本の伝統文化をもっと知りたい。最近、またそう思うようになりました。
私には、身近である大相撲が、その興味を広げる入り口となったのです。
誰でも気軽に、家に居ながら味わえる伝統文化の一つが、大相撲の世界です。スポーツであり、伝統美としても楽しめる大相撲。横綱土俵入りや塩撒き、四股踏みといった所作の一つ一つは、神事から来ています。裸の力士の気迫には、身の引き締まるような緊張感が漂います。行司さんの華やかな装束や、軍配を持って動く姿は美しく、どこを切り取っても相撲界にしかない魅力があります。
競技を観るのは「観戦」ですが、私は相撲を「鑑賞」と捉えています。同じような感覚を持つ相撲ファンも、多くいらっしゃることでしょう。
高校生の頃、浴衣や器、お寺など、手の届く和の魅力に目が向くようになったのは、やはり相撲がきっかけでもあります。錦絵や浮世絵への関心にも繋がりましたし、お茶やお香も大好きです。少しゆとりのできた今、さらに伝統文化への理解を深めたいと思っています。
お金をかけなくとも、本や映像、ネットなど、気持ち次第で、簡単にその入り口まで行ける時代です。奇跡のような幸せを享受していることに感謝して、人生を豊かに生きたいと思っています。
これまで、私が相撲を愛していると、身近な人も自然と相撲に好意的になりました。学生の頃には、新聞や雑誌への投稿を通じて、相撲の魅力を伝えるという「小さな夢」も実現しています。
今年は、色々な年代の幅広い層の人に向けて発信するべく、その手段として、noteを活用することにしました。
小さなことからコツコツ、先のことは期待せず、今日できることをします。
「おめでとうございます。今日も勝って、優勝が見えてきましたね!」
「いや…一日一番、集中して、自分の相撲をとるだけっス」
相撲中継、インタビューの問答の定番です。
私も力士の生き様に影響され、同じ境地で生きています。
ちなみに、勝った力士が無表情で淡々と答えるのは、相手力士への礼儀や思いやりなのだそうですよ。
note界でも同じ。今日、自分の相撲を取ることに集中します。
「おすもうナッツ」のネームやアイコンから、まずは一瞬でも相撲を感じて貰えたら、いつか、誰かにとって、何かの入り口になるかもしれない。
(ちなみにアイコンは私の手形です)
大きな期待はしないけれど、
「あっ、相撲やってる。観てみようかなぁ」
などと思ってくれる人が一人でも増えたら、幸せなのです。
そして、相撲を愛する人どうし、百人百様の楽しみ方を共有できたなら、力士への応援の力も大きくなることでしょう。
noteには、そんな願いを込めています。
日常では出会えなさそうな方からフォローが来たら、むしろ嬉しくて、私もフォローやスキ♡をしています。相撲を観ない人、大歓迎です!
誰と繋がっても、気持ちの良いnoteでありたい。幸せは人間共通の喜び。
だからこそ、「ささやかな幸せ」がメインテーマのnoteにしています。
パッと読めて、前向きな言葉だけ使うことを、心掛けています。
大相撲開催中には、シンプルに読める相撲のエッセイも綴りますね。
SNSには、執着がありません。
私の名よりも、「おすもう」を広めたいのです。私の幸せのありかは、相撲と人を繋ぐこと。noteで繋がる全ての人に感謝いたします。
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貴重なお時間を、ここまでおつきあいくださり、心よりありがとうございます。
この先は、長文です。
流れの都合上、あえて目次無しとしました。
ご容赦ください。
(約10分)
誰かに話したくなる最近の力士事情や、
国際交流にも使える(かもしれない)マメ知識に触れながら、私の相撲愛と半生を綴ります。
普段のnoteには二度と書かないであろう、掘り下げた自己紹介をしています。
自分史のようにもなり、今回の記録により人生を振り返る最高の機会となりました。
約9200文字、書き切る経験を頂いたのは、
noteの優しいみなさんのおかげです。
相撲好きな方は、ご自身の相撲歴史と重ねてお読みください。そしてあなたの歴史もぜひ、教えてくださいね。
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【大相撲と私の人生が、noteに繋がるまで】
一、「はじめてのおすもうさんは千代の富士」
幼い頃から知っていたのは、小さな大横綱・千代の富士。私が住む北海道では、新聞やニュースでも特に大きく取り上げられる為、身近な大スターです。
家では、父が居る時だけ、ごくたまに相撲中継を観ることがありました。力士のことよりも、なぜか、ほうきを掃いている呼び出しさんの背中の、「なとり」の文字が気になって仕方ありませんでした。
小5の時、父が交通事故に遭い、帰らぬ人となってからは、相撲を観ることも無くなりました。
小6の1月、時代は昭和から平成へ。その頃小学生が話題にするお相撲さんといえば、ハワイから来た250キロを超える巨漢小錦。日本語が堪能で明るく人気者のコニちゃんは、引退後、私の子ども達も教育番組「にほんごであそぼ」でお世話になりました。
令和のある日のこと。
その強く美しい昭和の大横綱の姿を、19歳になった娘がスマホでたまたま知り、2階の自室から飛んできました。
「見てー、この人知ってる?筋肉、ヤバッ!カッコいい!!神。」
娘よ。ね、凄いでしょ。
私が語るまでもなく、そのお姿は誰しも惚れ惚れします。
横綱は神様です。
土俵上の気迫あふれる戦い、完璧な相撲、品格。令和の19歳が写真のお姿で感じ取ったことが、嬉しくてなりませんでした。
「えっ、こんな力士っている?!」
娘は相撲ファンでは無いけれど、私の影響で、現役幕内力士の半数を知っています。
千代の富士の凛とした佇まいから、見たことのない、ただならぬオーラを感じたと言います。
横綱の中でも、大横綱とまで呼ばれる力士は、生きているうちに、そうそう出逢えないのです。
私が、日頃から相撲相撲言うことで、いつか誰かが大相撲の魅力に気づいたなら、相撲普及活動は成功。
あとは、次第に好意的になってくれます。
二、「相撲熱と周囲を巻き込む力」
これまで、身近な人を巻き込んで惹きつけることに成功してきました。
「ナッツさんと言えば、相撲の人だ!」
高校の同窓会。25年ぶりの再会となる友人ばかりの中、座った途端に言われました。話した記憶の無い男子にも、その思考回路が作られていたと知り、まさかそこまでとは驚きました。恩師も旧友も、同じ認識でした。
口を揃えて、「相撲の人」。
相撲愛のエネルギーが最も強かった時、同じ教室にいた仲間に、影響を与えてしまっていたようです。
中学生の時、18歳の貴花田(のちの大横綱貴乃花)に敗れた千代の富士が引退。その後、美男の若きエリート貴花田に夢中になる友達の影響で、私は相撲を意識するように。受験勉強中に何気なく観た相撲が面白く、結びの一番まで釘づけになりました。
私が高校の勉強そっちのけで、いよいよ熱狂的な相撲ファンとなったのは、若貴フィーバーに沸いた1993年のこと。二十歳で大関になり、翌年横綱となった貴乃花をトップに、相撲報道は過熱します。個性的な力士どうしの激闘が面白く、幕内全員がスターの状態でした。
一方、サッカー界はJリーグ元年。カズ、ゴン中山、ラモス瑠偉らの活躍で、教室は毎日サッカーの話で持ちきりでした。
そんな中でも、私はマイペース。相撲をあまりに楽しそうに語るせいか、「夢中になれることがあって羨ましい!」とか「昨日の貴乃花、凄かったね!」と、親しくなかった子からも話しかけてくれるようになりました。
数学はいつも追試組。下校後は、図書館で相撲の本を集めたり、発売日に買った相撲雑誌を隅々まで読みます。本場所中はBS放送で、関取を目指す同い年の力士を応援することが、私には数式を覚えるよりも有意義でした。テレビの前では結びの一番まで、ほぼ正座です。
夏に来る地元の札幌巡業では、移動でお疲れであろう力士にサインをねだったり、話しかけることはしませんでした。親方の講演があると聞けば、市外にも出向きました。ピアノを教えるアルバイトと、お小遣いのほとんどを相撲知識を増やすことに費やしました。
そんな熱意がいつのまにか伝わっていたのか、私の周囲で相撲を見始める人が増えていきました。
三、「アナログで相撲を発信、力士と共に生きた私の平成時代」
熱い思いは、外に向かいます。新聞に相撲ネタを投稿したり、雑誌「相撲」の似顔絵コーナーに、力士のイラストを毎月送りました。ハガキに黒いマジックだけを使い、シンプルな切り絵風に描くスタイルを統一。相撲の俳句や短歌も作りました。
後日掲載されても、読者の反応まではわかりません。しかし採用された時の喜びはひとしお。アナログな発信には、誌面に残る良さがあり、今も大切な一生の宝物です。
大学に進学してからは、講義の後で両国国技館へ。椅子席で熱心に観ていると、焼き鳥やお餅をどうぞと、四人枡席のあいた座布団に呼んで下さる方もありました。そのうち、相撲を知りたいと、私にガイドを求める学友も数名現れ、ここでも巻き込む力を発揮しました。
自由に使えるお金はあまり無い学生でした。一番上の椅子席から見守る土俵も、本当に贅沢な時間。いつか素敵な大人になって、溜席で相撲を観ることが大きな夢でした。
20代の頃、長年応援してきた昭和51年生まれの力士が、幕内で大活躍。千代大海、栃東、琴光喜、若の里、隆乃若、高見盛…同学年の力士には特別な思いがあり、自分の人生同様に、出世や活躍を喜びました。毎場所ごとに強くなる力士達が、私の日々の原動力です。
途中、母校での教育実習中に左眼を患いました。手術を受けるも機能を永久に失うという、耐え難く辛いことがありましたが、相撲に支えられ、私は生き延びました。
四、「ブログの執筆経験から、相撲エッセイを書くことへの憧れが再燃」
27歳で結婚、2人目の出産を経てまもなく、度重なる転勤生活が始まりました。知る人の無い土地での最初の数ヶ月は、本が友達です。ある分野への興味が高じて、資格を取得。子どもが小さい時に起業しました。部屋を片付ける心のゆとりを無くしている、忙しい主婦が主な客層の、小さな事業です。ライフスタイルにこだわりのある私の興味とアイディアを活かせる、天職と思いました。どこでもできるこの仕事は、夫の転勤で拠点が変わっても、自分で開拓出来るのが強みでした。北海道内での異動を経て、東北へ。軌道に乗ったまま大好きな仕事で経験を積み、あくまで子育てを優先に、一段落したら本格的なビジネスとして大きくするつもりでした。
しかし、再度の異動で故郷へ戻れたのも束の間、想定外の出来事に直面し、それまでの価値観や常識をリセットせざるを得なくなります。自分の力ではどうにもならないことや、理不尽なこと、未知の世界を理解し、受け入れるのに長い時間がかかりました。まだ終わったことではなく、今後も様々な状況に悩むことと思いますが、前向きに考えられるようになりつつあります。
心の平穏や健康を保つことをないがしろにして、多くを抱え過ぎていたことにも気づきました。私と同じ主婦の力になろうと励んでいましたが、ゆとりを無くしてしまっていたのは、他ならぬ自分でした。
仕事を減らし、ついに資格を頂いて名乗っていた肩書きを手放し、身軽になりました。どこにも所属せず、一個人として自由に言葉を発したかったのです。私が自分であるために。
手帳に余白が出来ると、家族や友人との会話、日々の暮らしが愛おしく、小さなことさえ幸せに思うようになりました。一人の時間、心の声と向き合う中、生きていることがどれほど尊いかと、身を持って感じました。
事業は縮小し、数少ない長年の信頼関係があるお客様をより一層大切に、宣伝を一切せず続けることにしました。
仕事として発信していたブログには、一時期、思いがけない反響を頂き、文章を世に出す喜びを知りました。書くことは幸せな時間です。
事業を縮小してからは、ブログの更新頻度を減らし、個人の生活を守りました。
本格的に何かを思いきり書きたいという意欲は、絶えることがありませんでした。しかし、それが何であるのかは見えないまま、小さな日々を大切に過ごしていました。
40歳を過ぎて出会った相撲ファンの仲間と、ついに、夢にまでみた溜席で、相撲を観戦しました。力士の息づかいや、肌がぶつかりあう音もそばから聞こえてくる、特別な席。
飲食や携帯電話の使用が禁じられている、最も緊張感のある距離です。
行司さんの真剣な眼差しと共に発する「ハッケヨイ」も、呼び出しさんが打つ柝の音も、観客の声援も…左眼をほぼ失っている私には、耳で受け取る響きが神々しく感じられ、気分は最高潮でした。
相撲を愛して33年。同い年の力士達は親方になり、審判として土俵を厳しい目で見つめています。そして、土俵上には、あの熱狂的に相撲を愛した時代に活躍した力士の息子達が、しのぎを削って戦っています。
こんなに幸せなことはありません。
近年、私の家族はそれぞれに忙しく、相撲を観るのは一人でした。「相撲通」レベルの仲間と観る楽しさを知りました。
それまで、同じような熱量を持って相撲を語る人と、出会ったことはありませんでした。かつての相撲ブームは沈静化し、私自身も生活の変化によって、相撲好きを公言する場や機会が減り、寂しい思いをしていました。仲間とは、まだ無名の力士を発掘して、互いに情報交換しながら応援するような、マニアックな楽しみ方を心置きなくできます。会うたび相撲愛を深く掘り起こしてくれます。おかげで、内に秘めていた言葉がどんどん溢れていきました。
昔、相撲のエッセイを書いてみたいとぼんやり思っていた気持ちにまた火が灯り、心は決まりました。
14年間続けたブログを閉じ、そしてnoteに出会います。
五、「noteのメインが相撲でない理由」
2024年12月29日、機が熟したと感じ、noteを開始しました。
noteでは、シンプルな暮らし方や、苦しみの底から辿り着いた「ささやかな幸せ」を、短い言葉で発信しつつ、チラリと「相撲」を届けます。
仕事のブログで綴ってきた、シンプルな暮らしと幸せのありかを、ぎゅっと凝縮したのが、noteで発する短い言葉です。
私が天職と思って始めた本業は、まだ継続しています。このnoteは、かつてのブログをアップデートした内容でもあり、小さな幸せを一つ一つ噛み締め、地に足をつけて歩く為に書いています。
相撲に気持ちが向いた人が楽しめるエッセイも書いていくつもりです。親しみやすく、柔らかい文章を書けたらなと思います。
大相撲ファンを自覚した中3から、33年。
私の人生をいかなる時も支えてくれた相撲界の皆様に、恩返しするべく、今後も永久のファンとして、大相撲の普及に努め、精進いたします。
(大相撲関係者の方々にこの思いが届いてくれたらなぁという願いをのせて、書きますね。)
六、「相撲界が熱い!歴史が大きく動く可能性」
テレビ離れに伴い、世の相撲離れに危機を感じていましたが、最近の大相撲は一気に面白くなってきました。入門して間もない力士達が、どんどん十両や幕内に上がってきています。
ニュースを観て、大の里って誰?って思いませんでしたか。強すぎて髪の伸びが出世に追いつかず、小さなちょんまげを結えるようになったところで、史上最速の大関昇進となりました。
そして、110年ぶりの新入幕優勝を果たした、尊富士。この二人は、髷もまだ結えない、黒いまわしの幕下時代から、仲間と大注目でした。
彼らの超スピード出世を、既存の力士が意識しないはずはないでしょう。大関の琴櫻と豊昇龍は、一気に横綱に駆け上がる勢い。最高潮の強さで九州場所を終えたところです。若元春、若隆景の兄弟は同時三役により、人気が絶頂に達すること間違いありません。
今場所、横綱照ノ富士が3場所ぶりに出場します。(1月10日時点)
大関からケガで序二段まで陥落してからも、仲間と共に、照ノ富士を応援してきました。それだけに、横綱昇進はもちろんのこと、昨年の休場明けだった7月場所、圧倒的な強さで10度目の優勝を果たした時には、心底痺れました。横綱あっての大相撲。全員出場で始まる初場所に期待します。
大相撲の観戦チケットは早くも完売。満員御礼続きの熱い土俵に、企業の懸賞も増えていることから、相撲人気の復活の流れは確実に来ています。本当に面白い相撲を、ぜひご覧ください!
私は、大相撲がブームに流されることの無い、末永く楽しめる伝統文化であることを発信していきます。
ぜひこの一月、まずは国技館に出掛けたつもりで、テレビの前に座りましょう。
ビールやおつまみ、好きなお菓子を用意してね。
私は、かりんとうやお煎餅、柿の種が定番のお供です。
七、「華やかな土俵は、芸術にして最高のエンターテイメント。デートにもおすすめ!」
終盤は、肩の力を抜いたお話をしましょうね。
相撲を知ると、一目置かれるかもしれません。
特に若い人が相撲好きだと、その意外性に効果絶大。時々、おしゃれな女性が姿勢良く観戦しているのを見ると、本当に素敵だと思います。
もしも、外国の方から、日本の文化について訊かれ、話題に困ったら、「相撲」をどうぞ。
色々なお国の方がいます。土俵でお尻を出して戦うことだけに留めず、お相撲さんの粋な浴衣姿の色気にも触れましょう。語学力が無くても大丈夫。スマホで見せてあげてください。話が弾みますよ。
モンゴルだけでなく、最近はウクライナからも関取が誕生しています。実はグローバルな世界でもある相撲界。日本人より日本語が綺麗で流暢な外国人力士や親方がたくさんいます。
そうそう、最近の力士は惚れ惚れするほど、美しいですよ。力はもちろん、頭もキレッキレのインテリ力士や、眉の整った美肌のイケメン力士もたくさん。四股や股割りで抜群の体幹を持つ力士に学ぶ為、トップアスリートが稽古見学に来ることもあるそうです。ボディケアが好きで、対戦相手も気づく程いい匂いのする力士も。音楽通やトークの面白いユーチューバーもいます。親方衆も頑張って相撲界を盛り上げるべく、積極的に発信をしています。
土俵上では厳しい表情を見せても、普段は穏やかで優しく、笑顔の素敵なおすもうさんがいっぱい。きっとあなたもちょっと出会うだけで、つられてニンマリ。好きになってしまうでしょう。
さてさて。どこで遊ぼうかなと迷うこと、ありますよね。そんな時は、両国へどうぞ。
相撲観戦にちゃんこ鍋。ほろ酔いで隅田川のほとりを歩くと、目の前はスカイツリー。
非日常を過ごすとリフレッシュになり、一緒に過ごす人と、いっそう仲良くなれます。
この大人のチョイスは、差がつきますよ。
カップルやご夫婦で。また、サークル活動、お子さんの社会見学や、家族旅行の予定にも。
外国の方のおもてなしにも、喜ばれます。
大阪、名古屋、福岡でも開催します。チケット入手はお早めに。開催時期は、「相撲協会」と検索してね。
八、「相撲が結んでくれた、初の国際交流」
小さな国際交流が、とびきり嬉しい成功体験になったこともあります。
最も喜んでくれたのが、18歳の時。3校の大学受験を終え、開放感から立ち寄った両国国技館近くの旧安田庭園でした。ベンチで休んでいると、カナダ人男性に英語で話しかけられたのです。流れで相撲の話題となり、会話が弾むこと1時間。慌てて羽田空港へ向かいました。間違った文法でも、言葉に詰まっても、熱意で言葉が伝わることに拍子抜け。シンプルで深い喜びを味わいました。
掘り下げて語れるものが一つあると、いざという時に助かると強く感じた経験です。
九、「究極にシンプルな大相撲、まず一番、真剣に観るべし」
大相撲にまつわる思いを書き連ねましたが、まずは、観て何かを感じて頂けたら嬉しいです。
私も観るたびに新しい発見があり、まだまだ知りたいことだらけ。奥深い世界、一生味わうつもりです。
相撲は、究極にシンプルな競技。
小さなお子さんがぱっとみて、すぐ理解できる良さがあります。
何といっても、土俵上の二人が、立ち合いから激しく当たる真剣な姿が全て。一番でも、一瞬で決まる男の勝負をしっかりと見つめたなら、あなたもその魅力や面白さを味わうことになるでしょう。
ぜひ、力士が呼び出しさんに四股名を呼ばれたところから、ゆっくりご覧ください。
さあ、日曜から始まる大相撲初場所。ワクワクしてきましたね。
最後まで読んでくださったあなたは、もう相撲を語れるだけの知識が身につきました。
ぜひ一緒に大相撲の魅力を味わい尽くしましょう!
おすもうナッツ
令和七年 一月
初場所前に。
こんなにも熱心にお読みくださったあなたに、深く深く感謝申し上げます。
たくさんの幸せがもたらされますように。
今日から私達は、相撲仲間です!