コーヒーと精神疾患
ごきげんよう、おすみです。
毎週木曜日と金曜日は作業所併設のカフェに入って接客などを学んでいるおすみですが、最近になって作業所の利用者用冷蔵庫に作り置くアイスコーヒーをドリップする作業を任せていたけるようになりました。
2か月前はメンタルヘルス不調でカフェに入ることすらままならぬ日々が続いていたことと比べると、今は自分自身が心身ともに良い方向へと向かっていることを日々実感しています。
という事で、今日のテーマは嗜好品×精神疾患シリーズ第3弾『コーヒーと精神疾患』です。
(過去の嗜好品×精神疾患シリーズ)
ポイントは【カフェイン】
コーヒーにはカフェインという成分が含まれているというのは、今や常識かもしれません。
カフェインはコーヒー以外にも紅茶やチョコレート、コーラやエナジードリンクなどにも含まれています。
カフェインには幸せホルモン・ドーパミンを分泌させる力がある
カフェインを摂取すると、脳から分泌される幸せホルモンの一つであるドーパミンの分泌を促す効果があるのだそうです。
ドーパミンについては以前にも紹介したのでそちらもご覧ください。
うつ状態になっている人間は、ありとあらゆる幸せホルモンの機能が低下する傾向にあります。
ドーパミンにはやる気や達成感などを促す効果があります。
つまり、カフェインは低下しているドーパミンの分泌を促し、意欲を向上させる効果が期待できる、という訳です。
コーヒーの香りにはリラックス効果も
コーヒーは飲めないけど、あの香りは癒されるから好き🥰
という人も少なからずいらっしゃるかと思います。
コーヒーの香りには心身ともにリラックスした状態の時に脳から発されるα波という脳波をより多く発生させる働きがあると言われており、リラックス効果とストレス軽減の効果も期待できる、という訳です。
カフェインの注意すべき点
ただ、そんな人を前向きにさせる成分カフェインには大きな欠点があります。
それは大量摂取に向いていない点と中毒性があることです。
大量摂取に向いていない
自分の体のキャパシティを超えた量を摂取すると頭痛、吐き気、めまいなどの身体症状が時に一気にやってきます。
また一気に大量摂取をすると心臓や腎臓にも負担が大きく掛かり、命を落としたという報告もあるそうです。
カフェインにはドーパミンの分泌促進効果があると書きましたが、以前も述べた通り幸せホルモンはバランスよく分泌させることがすごく重要で、度を越えたカフェイン摂取でドーパミンが大量分泌すると興奮状態が収まらず、不眠症やパニック障害などの精神疾患を引き起こす原因にもなります。
中毒性がある
カフェインはアルコールやニコチンのように、人間の体において非常に依存性が高い物質と医学的にも指定されています。
依存を続けると前述のような身体症状や精神症状が中毒症状として現れます。
中毒症状が出た場合はすぐにコーヒーを飲むのをやめ、早めに医師に相談することをお勧めします。
お酒もたばこもコーヒーもギャンブルも、
”程よく嗜む大人の楽しみ”
だと思います。
コーヒーについては豆の種類やブレンド等で十人十色の味や香りが変わってくるので、週末や休みの日にカフェや喫茶店を1日1店舗ずつ巡ってその違いを楽しむことを趣味にすることでメンタルヘルス面からも非常に有効な気分転換になるかと思います。
おすみが働く作業所カフェにも8種類の銘柄のコーヒーを取り揃えて皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
行ってみたいと思った方はこっそりお教えしますので、ツイッターかインスタグラムからDMください(^▽^)/
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