推しは良い
今回の記事は、紛れもなくただのお笑いファンとしての文字。
お笑いライブが好きだ。
推しの新ネタライブに行った。
駅に向かうまでの道中で改めて思った。
わたしはお笑いライブに1人で行くのが好きだ。
お笑いに疎い誰かとテレビスターを見にルミネに行くのも好きだけど。
でもそれ以上に、その何倍も、1人で行って、1人で見て、寄り道もせず1人で帰ってくるのが好きだ。
例え休日であろうと、誰かと出かける予定があればそれはわたしにとって休日ではなくなってしまう。
推しを1人で見に行く日は完全な娯楽日だと痛切に思った。
自分のためだけに身支度をして、適当に街に向かう。
行き慣れている新宿の劇場。余裕をかましすぎていつもギリギリになる。
整理番号順に呼び出されるまで、1人で列に並ぶ。
地下ライブに来るお客さんは基本的にみんな1人だ。
そのほとんどが推しを見るために来ているのであって、娯楽を誰かと共有するためでも、知人と遊ぶためでも、ましてやデートでもない。
その暗黙の共通認識のような感覚がとても心地よい。
劇場を出て即ツイートする。
わたしのTwitterは誰かに共感してほしいからあるわけではない。
沸いた感情をアウトプットして内に沸いた熱をどうにか逃すためにあるのだ。
それが推しに届こうと届かまいと関係ない。
同じくファンに見られようと関係ない。
今日も好きだった。
それが言えたら、もういい。
今日も面白かった。
いつまでこの距離で見られるかな。
最前席に座るたびそう思う。
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