【洋書多読】Master of the Game(263冊目)
シドニー・シェルダンの「Master of the Game」(邦題:『ゲームの達人』)を読了しました。
本書は、権力、野望、愛憎が複雑に絡み合う壮大な家族のサーガです。この物語は、ブラックウェル家の4世代にわたる物語を中心に展開し、その富と成功の裏にある計略や裏切りを描きます。
息もつかせぬストーリー展開はシドニーシェルダンならではです。「Master of the Game」は、スリリングな展開と複雑な人間関係を通じて、読者に権力と欲望の本質を考えさせる名作です。
家族の歴史や個々の選択がいかに未来に影響を与えるかを描いたこの作品は、世代を超えた普遍的なテーマを提供しています。
初版が出版されたのは1982年。実に40年以上前で、僕が本書の日本語版を読んだのは中学生の時のことです。
その本書を、あれから35年時を経て英語で読むことの不思議。当時の僕は英語が大好きで仕方なかった中学校2年生でしたが、その時の僕に「将来君はこの本を英語で読むことになるんだよ」と言ったら、どんな顔をしたでしょうか。
そんな本書の英語レベルですが、TOEIC800点以上、英検だと準一級を少しゆとりを持って合格できるくらいの方、でも一級はまだ遠いんだよなー、というくらいのレベル感かと思います。CEFR B2+αくらいでしょうか。
そこには若干届かなくても、お話の大体の筋が取れればプロットの魅力自体でガンガン読み進めていける、そういうタイプの本かな?と思います。
単語はちょっと難しくても、イメージで推測しながら読めるとちょっと背伸びしても手が届く、そんな感じのレベル感だと思いました。
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