休みが怖い

休みがあっても、何もしたいと思えないし、予定も無い。
かといって、予定があるとそれはそれで面倒に思う。
小さな、あぁこれ買わなきゃなとか思って、いつものどこかに出かけるくらいがちょうどいい。

誰かと一緒に何かをするのも面倒に思う。
友達とのご飯でさえも面倒くさい。行ったら行ったで楽しいけれど、何かするということがすでに面倒に思ってしまう。

なんにもしていないくせに、何かをしようとするのは億劫で。
違うんだろうなぁ。なんにもしてない日々に慣れしまったから、何かをすることはすべて面倒になってしまったのだろうな。
何だかんだ、ちょいちょい予定が入っていた頃は面倒と思う間もなく、その予定が埋まっている感じですら楽しめていたように思うよ。

この空白の一日が、いつかきっと後悔に変わることはわかっている。本当はやらなきゃいけないことがたくさんある。
目をつぶっていることがたくさんある。やれるかどうかわからなくて、やってみれば一発でわかるのに。
今やっている、ただただ無為に寝転がって動画見たりするような時間よりよっぽど意義のある時間の使い方だってこともわかっている。それなのに、それを見ないふりをして毎日を過ごす。
絶対やらなくちゃいけない仕事みたいなことしていれば、自分は生きていてもいいんだって免罪符になる。
それが休みになればすべて自分任せ。その過ごし方で変わってくるというのに。それが怖い。
何もしてない日々を送る自分が怖い。
生きていてもいなくても同じ一日をずっと生きている。

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