「ロールモデル」なんて気にしなくても「あなただけのライフスタイル」が絶対に見つかるよ!という話
先に言います。
私は「ロールモデル」という言葉があまり好きではありません。
それには理由があって、「ロールモデルという言葉を使っているみなさんを批判したい」というわけではなくて、
私が自分のライフスタイルについてスピーチした時に「素敵なロールモデルですね」と言われた時に違和感を感じたからです。
大手企業で勤めながらアレコレしていた私が、ライフスタイルについてスピーチをしたわけ
私が富士通に勤めていた際、働きながらいろんなことをしていました。
① avexグループのスクールでガチでダンスをやっていた
② 高校時代ダンス部のみんなで自主開催のステージを開演していた
③ アクセサリーのハンドメイドをして自主販売に挑戦していた
④ スポーツジムTIPNESSでヨガに出会い、NYでヨガに恋に落ち、ヨガの資格を取得
・・・・などなど。
エネルギーが有り余っていたし、営業事務職についてみて「私はこれをやるために生まれたのではない、安定した生活を得られたからにはプライベートで炸裂しよう!」という変なやる気が当時ありました。
そして私は短大卒だったので、周りの4大生(自分が入社して1、2年は同じ歳の子は大学3〜4年生だったため)が遊びまわっている姿を見て「私は人より2年はやく就職しているし、2年はお金使い切る勢いで人生を楽しもうかな」と、思っていました。笑
今となっては、違う選択肢もあったなと思いますが、当時はそんなこんなで、仕事以外に色々とやるエネルギーがあったわけです。
そうすると、周りから「キラキラしてるね」となぜか言われました。
本当は、キラキラしている人たちにプライベートで会っていたから、そのキラキラが私に伝染しただけだと思います。
だけど、「大手企業に勤めている人の中ではキラキラしている人」認定されたために、
ダイバーシティに関する社内セミナーにて、ライフスタイルに関するスピーチを15分間、することになったのです。
私が社員(同僚)に向けて偉そうにも話したこととは・・?
当時、私は社員の人たちに向けて「毎日予定は2つ(2つのカテゴリー)までと決めると人生が楽だ」という話をしました。
「働きながら私はこんなにアレコレ活動しちゃって、もう、エネルギーが有り余っています!」という話をした後で、「毎日の予定は2つだけに絞った方がいい」という話をしたわけです。
どういうことかというと・・・
平日は仕事があるので、あと一つ。趣味や病院、掃除や「休む」でもいい。
休日は、「掃除+美容室」とか「友達と遊ぶ+寝る」など。
「デートする+猫と遊ぶ」でもいいんですけど、
ポイントは、
・「休む」という予定を組むこと
・1日に3つ以上入れると苦しくなるからそれはやめる
ということでした。
独身のエネルギー有り余った女子のライフスタイルなんて、正直他の人には参考にならないんじゃないかと思っていましたけど、
子育てをしながら働いている人は別にスピーカーがいましたので、「私は私」ということでスピーチをしたのですが・・
その際に司会者に「とても素敵なロールモデルでしたね〜」と言われ、違和感を感じたのです。
「みんな人生違うからみんなにとって素敵かはわからないし、私を見本にした結果その人に合わなくてハッピーになれなかったら責任感じるな・・」と。
それ以来、私はあまりその言葉があまり好きではなくなりました。
「ロールモデル」という言葉について私目線でちょっと語ってみる
今だから言えることですが、私にとっては「自分の人生」に見本なんてものはなかったです。
でも、そのことに気づくのに、私はかなり時間がかかりました。
私だって、当たり前のように、みんなと同じ道を歩むことが正義だと、社会人になるまで思っていました。
でも、とある時期から「私は私らしく生きたい」と気づいたおかげで、
より沢山のことができるようになり、気づけば出会う人たちも変わりました。
それによって、自分のとる「選択」というものは自分と向き合った中で生まれてくる「選択」になっていきました。
昔は私も「他人の人生」に憧れを持ったことがあります。
それが今の時代だと「このロールモデルは素敵だな、この人の人生を私のロールモデルとして参考にしよう」というように捉えるのかもしれません。
でも、私はその「ロールモデル」を生きた人だから成し遂げたことや、その人だから生きることができた人生であると思うんです。
参考にはなるかもしれないし、新しい「理想」を知ることはできると思います。
だけど、結局は自分がハッピーになるための人生を作るのは自分なので、「ロールモデル」という言葉に惑わされすぎるのはよくないと思っています。
あなたの人生は、あなたのものです。
人の声も参考になりますが、あなた自身が選択を重ねていくことで人生をクリエイトしていかなければいけません。
人の人生なんて真似たって仕方ないです。
参考にはなるかもしれませんけど、他人の真似事なんでできませんし、したって面白くはありません。
やりたいことは、自分で見つけよう。
まとめ
自分で「選択」をしていくにはまず、自分をよく知ることが必要だと思います。
自分が何を好きなのか、自分がどんなことによってハッピーになるのか、それを知る必要があります。
そのためには自分の感性や心を磨くことが必要です。
部屋で四角いスマホやパソコンだけを見ていたって、その感性は磨かれては行きません。
どこでもいいから、外にどんどん出ていきましょう。
皆に幸あれ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。