大竹まことゴールデンラジオ 「赤旗」日曜版に注目高すぎる 国保値上げに怒り〜すべてがNになる〜
2024年8月1日【3面】
文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ!」は30日、「しんぶん赤旗」日曜版(7月28日号)1面の「国保に家計つぶされる」(写真)をとりあげました。
鈴木純子アナウンサーが、「非正規労働者やフリーランス、自営業者、高齢者などが加入する国民健康保険。岸田政権のもとで今でも高い国保料の値上げラッシュが起きているということで、今年度、少なくとも全国626の自治体で値上げしたことが日本共産党政策委員会の調査で分かったということです」として、記事の内容を紹介しました。
国民健康保険について「前から高いなと思っていた」という大竹さんが、同じ年収、同じ家族構成(給与年収400万円の4人世帯の場合)なのに、協会けんぽだと保険料は20・4万円、国保料だと53万円と2倍以上になるという記事の指摘について、「もうとんでもないなあと思うんだけど」とコメンテーターの武田砂鉄さんにコメントを求めます。
会社員を10年やって、その後フリーランスになった武田さんは、「まさに送られてくる書面で(保険料が)倍増ぐらいになっている」とのべ、「この記事の中にあるけど、国民皆保険制度なのに入っている保険によって、なんでこんなに違うんだって、そこの不平等性というのはずっといわれていますけどね」。
番組パートナーの小島慶子さんは、記事に出てくる奈良県生駒市に住むシングルマザーの例について、「シングルマザーでお子さんが4人いらっしゃるんで、家族5人分を、基準所得ゼロなのに7万円払わなくちゃいけない。もうどう考えてもおかしい」と指摘。「少子化で子どもを産み育てやすい社会にとか言っているのに、真逆じゃないですか」と怒りました。
武田さんも「柔軟な働き方というスローガンを出すのであれば、それに対してかなり保険料の非平等性みたいなものは、やっぱりもっと考えなくちゃならない」と応じます。
最後に小島さんは、「全国知事会や全国市長会などは公費投入、国庫負担を増やし、国保料を引き下げることを国に要望し続けているんでしょ。し続けているのになかなか通らないというところが、また腹立たしいですよね」と語りました。
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