兵庫県連も還流の仕組み参院政倫審 パー券ノルマ超過分 加田議員証言〜すべてがNになる〜


2025年1月21日【2面】
 自民党の加田裕之参院議員は20日の参院政治倫理審査会で、所属する自民党兵庫県連でも、政治資金パーティー券の販売ノルマ超過分を議員側に還流する仕組みがあったと明らかにしました。
 加田氏は、兵庫県連主催のパーティーにも販売ノルマの割り当てがあったと説明。超過分について「還付というか寄付というか、交付というか、そういう部分があったと承知している」と述べました。政治資金収支報告書への不記載はないか事務所スタッフに確認させたとし、「不記載はないと報告をうけた」と答えました。
 一方、旧安倍派パーティー券の販売ノルマ超過分については、2022年まで3年間で計648万円分を事務所の口座に保管し、収支報告書に記載していなかったと弁明しました。
 岡田直樹参院議員は同日の政倫審で、所属する石川県連でのパーティー収入の還流について「東京(自民党都連の裏金事件)のような事例はないと聞いている」と述べました。

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