家具も“おねだり”兵庫県知事 贈答品受け取り〜すべてがNになる〜
2024年7月19日【社会】
今月亡くなった元西播磨県民局長が文書で告発した斎藤元彦兵庫県知事の疑惑のうち、告発文で「おねだり体質」とした、贈答品の受け取りや物品提供を求めるような知事の言動が次々と明らかになっています。
斎藤知事が22年9月に丹波市内の廃校を活用した施設を視察した際、施設内の木製の椅子とサイドテーブルを「ぜひ知事室で使いたい」と即日持ち帰ったことが新たに明らかになりました。
知事は会見(16日)で県産材利活用のPR目的と主張しましたが、記者からどこに使っているのか問われても答えられず、その場で確認に走った職員が知事応接室にサイドテーブル、倉庫に椅子があると答えました。
県議会百条委員会の奥谷謙一委員長の会見(同日)では、元局長の遺族が百条委に提供した録音データに、斎藤知事が出張した際、上郡町特産品のワインを「まだ飲んだことがない」「折を見てお願いします」と話した場面があることも分かりました。
告発文書でも多くの贈答品を受け取った疑惑が指摘されていますが、県の内規では、職員は業務に関する贈答品を受け取らないとしています。
では現兵庫県知事とは一体どういう人物なのだろうか、選挙時の支援団体を見てみよう。