平和教育後退の懸念広島市副教材 全教が談話〜すべてがNになる〜



                     2023年3月21日【国民運動】

 全教(全日本教職員組合)は15日、広島市立「平和教育プログラム」の副教材から「はだしのゲン」「第五福竜丸」の記述が削除される問題で、平和教育の後退も懸念されるとする檀原毅也書記長の談話を発表しました。

 ロシアがウクライナ侵略を続け核兵器使用に言及し、日本でも政治家が「核共有」に言及する「戦争する国」づくりの動きがあることを指摘。原爆投下の実相、反戦と核兵器廃絶を訴える教材の削除は、「歴史に向き合おうとしない日本政府の姿勢と重なり合って見えてくる」としています。

 広島市教委は、有識者会議の議事録公開、検討過程の説明など、市民とともに考えることが求められ、記述内容の充実も検討されるべきだとしています。
 こういう動きの影響かは定かではないが既にうちの中学校では自衛隊に入り憲法改正、9条廃止を訴える生徒が育っています。これこそが現代における多様性を享受した社会なのかと感じています。

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