後◯日後にマレーシアに行く私!②
懐かシリーズ27
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引っ越ししてから手をつけていなかった、転出届、転入届。
神奈川のアパートから新宿に引っ越してきて、住所変更をしていなかった。
旅人になるには、パスポートが必要だ。
パスポートの期限をみてみると、来年の1月までと書いてある。
後、10ヶ月しかないではないか!
これはいかんと、急いでパスポート更新に行こうと必要な書類を調べる。
どれどれ、どうやら一般旅券発給申請書とパスポート用の写真と、身分証明書が必要らしい。
家から一番近い、新宿パスポートセンターで更新したい。
新宿パスポートセンターで更新できるのは、都民だけらしい。
今のところ、わたしは郵便局で転送届しか出しておらず、書類上わたしは現在どこに住んでいるのかあやふやな状態だった。
パスポートのためにも、まずは転入届を出して住民票をゲットしよう、と新宿区役所に向かった。
新宿区役所は新宿駅東口から歩いて10分くらいのところにある。
寝起きの昼過ぎ、13時、すっぴんにマスクをつけて家を出た。
歩いて新宿区役所まで向かう。
お腹が空いてきた。
道に迷いながらも、やっと新宿区役所までたどり着いた!
受付のお姉さんに住所変更したい有無を伝える。
わたしは、郵便局からもらった転送届の控え的なものを出した。
これを出せば住所変更できると思ったからだ。
しかし、お姉さんは、転送届なんて意味がないとばかりに、元住んでいた区役所の転出届が必要であると言った。
その転出届がないと転入届を発行することができないらしい。
おおおおおお...泣
泣きたくなった。
お腹は空いているし、ここまで来るのに歩いて汗だくだった。
全てはわたしの事前の知識不足が招いたものだが...
こんな最初の最初、まだスタートラインにすらたっていないと思っているわたしの旅人への道はとても険しそうだと気が重くなった。
いっそ、もう家に帰って明日、前の区役所に行こうと思った。
郵送でも送れるらしいが、わたしにはそれにかけている時間がなかった。
よし...わたしは思い腰を上げて、今から前の区役所に行こう!と決心した。
そしてそこで転出届をゲットしようと。
電車にゆられ、前に住んでいた最寄りについた。
懐かしい。
つい、癖でよく買っていたメロンパン屋さんでメロンパンを買った。
電車に降りて気づいたが、雨が結構降っている。
わたしは、雨女か?
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傘を買うよりもバスで行った方が安かったのでバスで区役所まで向かった。
区役所につき、受付を済ませて転出届を発行してもらった。
スムーズでありがたい。
区役所から外に出て、メロンパン1個ではお腹が満たされなかったのでお気に入りだった近くのインドカレー屋さんに行った。
閉まっていた。
どうやら今日、私はついていないらいしい。
これは、わたしに日本から出るなと神が言っているのだろうか。
いや、わたしはめげないぞ。
そこから、転出届を持って再度新宿区役所に向かった。
15時の新宿区役所はとても混んでいた。
火曜日だけ19時までやっているらしい。
2時間くらい待ってやっと、転入届を受理してもらえた!!
マイナンバーカードの住所も変えてもらった!
やった!!
わたしは待っている間、新宿区役所で働く大人たちを観察していた。
窓がなく天井が低い空間に押し込められた人々。
とても異様な雰囲気だった。
しかし、ここで働いている人は、最初に違和感を感じも働いてるうちに慣れてくるのかもしれないなと思った。
海外にいくと、無性にそこへ住みたくなる。
けど、住んでいない。
これを分断しているのはなんなのか。
わたしは区役所からの帰り道を歩きながら考えていた。
無事、転入届が完了したので、これからはコンビニでマイナンバーカードを使えばいつでも住民票をゲットできる。
帰り道は雨が降っていて身体が濡れた。
そんな中、繁華街はとても綺麗だった。
日本にいるのも後少しかと思うと趣深い。
明日は、パスポートセンターに行ってパスポートの更新をしようと思う。
旅人になるための準備をネットで検索すると、まだまだ出てくる。
お金や銀行口座、クレジットカード、運転免許証などなど...
これから1年以上は日本を離れ、しばらくは日本に帰らないとなると手続きが面倒になものとなる。
これも試練か...
今日はもう疲れたので、旅人の本でも読んで寝たいと思う。
マレーシアにいる自分を想像しながら...
最後まで、お読みいただきありがとうございました!
おやすみなさい〜
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