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医者と医学の尊敬できる点と病院の待合室に見る患者側の意識

先日病院に行ってきました。

滅多に病院には行かないのですが、
健康診断にいってきました。

その病院には健康診断専門の場所があり、サラリーマンと思われる人がたくさんいました。

病院にも色々あり、内科や外科、皮膚科に耳鼻咽喉科に肛門科などなどあります。

ここでふと思ったのですが、確かに「皮膚科」「耳鼻咽喉科」と名乗られると専門性があり頼りがいがあります。

「何でも診ますよ」という医者より当てになります。

一方で、

専門医学が発達したために、人間を「パーツ」に分解して見ているなという気がします。

人間を健康にするというよりは、一部の症状を消す事に集中しすぎなのではないでしょうか。

現代の医者の仕事は、病気を直す事ではなく、一時的に症状を消す事になってきているのではと思いました。

熱がでたら解熱剤、皮膚が荒れたら軟膏、癌ができたら手術で削除。

根本的には何も解決していません。

熱は再び上がるし、肌荒れもまたでき、癌は再発し最悪転移します。

一応言っておくと、医者の批判ではありません。

医者や医学は必要な存在であるのは確かです。

事故などの緊急時には神のような対処をしてくれます。

ただ、「健康にする」「健康になる」という面では、正直現代医学は弱いなと思わざるを得ません。

本当に健康意識は高いのか


もう1つ感じたのは患者側の意識の問題です。

最近は健康意識の高まりが言われています。

本当にそうなのかと、病院の待合室をみて思いました。

実は患者側の健康に対する意識は高くないのではと。

こってりラーメンやスイーツ的な物を食べまくり、居酒屋に行けば飲み放題、どれだけ税金が上がってもタバコも吸う。

これだけ好きな事をしておいて、いざとなったら病院に行けばいい、
という意識の人が多いのかもしれません。

これでは、医者側が一時的な症状の解消に集中するのもある意味分かる気がします。

病院に行くと待合室には信じられない程たくさんの人がいます。

平日に行っても、何時間待つのが通常だそうです。

ちょっと異常です。

何かあるとすぐ医者に行って待ち時間が長いと文句を言いつつ、食生活を変える気はありません。

短期的な欲求を満たして不健康になって、短期的に解決するという患者の考えも変えていかないと色々厳しいのではないでしょうか。

短期的な快楽は、大抵長期的には悪です。

この患者側の意識あると医者側も変わらないでしょう。

症状を一時的に消して喜んでいるのは実は誰よりも患者自身なのかもしれません。

医者が全て悪いというのは、少し違う気がしますね。

ブログで、

「男性ホルモンとハゲと金玉のお話し」

という男性なら気になる健康の記事を書きました。

よろしければご覧になって下さい。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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