いい時間をつくろう
先日、コピーライターの阿部広太郎さんとご飯を食べた時、糸井重里さんのお話になった。年始に連載された、京大の山極壽一先生とのゴリラの対談が面白いということで、読んでみました。
そうだよなあ、と思うことをメモ。
・動物は、今、楽しいかどうかを考えてる。死ぬ時でさえも。
・勝ちたい、じゃなくて、負けたくない、という考え方は仲間をなくさない。
・時間はコストじゃない。他人のために時間を使うことが、幸せである。
・会社の目的は、いい時間を人につくってもらうこと。
・共に過ごした時間が自分の時間。
とくに、ラストのこの部分に、そうだよなあ、と思いました。
とりわけ人間というのは社会的な動物だから、共に過ごした時間が自分の時間なんですよね。
自分だけに時間を与えられてしまうと、それは孤独の時間であって、その価値というのは証明のしようがないんですね。
でも、他人と一緒にいて、なにかを話したり、なにかを一緒に食べたり、映画の鑑賞をしたり、スポーツをしたりした時間というのは、間違いなくたのしい時間であり、自分にとって貴重な時間であるはずなんですよ。
事業のことを考えていると、つい経済合理性に引っ張られるけど、どんな人と、どんな仕事をして、どんな人を喜ばせたいか、ということを考えてサービスを続けたい。
そんなことを考える、一人にしてもらったゴールデンウイークの一日でした。
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