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梅雨になったので屋内トレーニング用に三本ローラーを購入してみた

6月8日に関東が梅雨入りした。
これまでは通勤を、ロードバイクのトレーニングの機会に変えていたが、梅雨になればその合理的トレーニングも減ることに。

そうなると、およそ合理的とは真逆の屋内トレーニングで身体機能の維持、向上を図るしかなくなる。

ロードバイクの屋内トレーニングといえば、まず思い浮かぶのが三本ローラーである。
三本ローラー以外にも、ダイレクトドライブ、固定ローラーもあるが、やはり漢なら三本ローラーからまず始めるべきだ!

三本ローラーを選んだ理由

①すぐにトレーニングできる 
通勤にも使うので、前輪や後輪を外さないと使えない固定ローラーは不可。三本ローラーであれば、畳んで置いていたローラーを広げて、ロードバイクを乗せればすぐにトレーニングができる!②固定ローラーよりも乗っていて楽しそう 
三本ローラーは、最初は乗るのに苦戦するという。それはつまり、乗れれば楽しいということ。また三本ローラーはバランスを取る必要があるのも重要だ。人は不安定な乗り物を乗るのが好きだからね。
③ペダリングスキルの向上が見込める 
三本ローラーはキレイにペダルを回転させないと車体がふらつくようである。つまり、三本ローラーに乗れれば、キレイなペダリングが身に付くということ。
④安い
固定ローラーはともかく、ダイレクトドライブ式はまだまだ高額。三本ローラーの構造のシンプルさは製品の品質の安定さや、トラブルの減少にもつながるであろう。

ということで、アマゾンで最も安い三本ローラーを購入してみた。

この価格帯の製品を見ると、なんか全部同じものが売られているように思える。であれば、1番安いのを買うに決まっている。

到着まで一週間程かかる表示であったが、直ぐに発送され、なんと注文の翌日には届いた。一緒に注文したアマゾン発送のものより早く着いたぞ。

早速開梱。開梱すると、すでに組み立てられた状態。取扱説明書が入っていたので軽く見てみる。

簡単ではあるが、なかなか丁寧な取扱説明書

早速、設置してみる。

玄関でまわします

恐る恐る、片手を壁に付きながら乗ってみる。

…なんじゃーこれは…
全く前輪が安定しない…。
とにかく前輪が右に左に動く動く。
安物だからか?などと、自分の能力を棚に上げて、製品に原因を探るも、こんな原始的なつくりのものに、製品ごとの優劣はそこまでなかろう。
やはり三本ローラー乗るのは簡単ではない。

とりあえず落ち着いて情報を検索すると、前輪の軸の位置がローラーに対して前過ぎると安定しないようだ。
私のキャニオンのエンデュレース6ALのSサイズのホイールベースは990mm。
それにあわせて前輪のローラーの位置を、最も手前に変更。

ホイールベース1000mmまでしかないが、取扱説明書には970mmまで使用可の記載

ローラーの位置の変更は17mmのスパナでナットを外して、台のフレームを強引に広げつつローラーのシャフトを抜く。
なかなか疲れる作業だ。位置の変更は、気軽に出来るつくりではないと言える。

それでは、ローラーの位置を変えて今一度挑戦。

…おや、先ほどより多少は安定しているようだ。
回転上げていきつつ、たまに壁から少しだけ手を離したり。
そんなことを、しばらく繰り返す。
少し慣れてきたかなと思ったら、前輪が大きく動いて危うく転倒しかかったり。
そんなことを、しばらく繰り返すこと20分…。

安定してきたところを見計らいつつ、恐さを乗り越えて、ハンドルを握ってみる…!
乗れました。

乗れると、これがやはり楽しい。
不安定なものに乗っているときの緊張感や、乗れている喜びがある。

ただ、外では回すことができないアウタートップでも、ローラーでは回すことができたので、負荷はやはり軽めであると思った。
といっても、アウタートップでずっと回し続けるのは難しかろうが。

15分ほど回して終了。
終えたときには、すごい発汗。
外で走るときよりもはるかに運動量は少ないのだが、やはり風に当たれない分そのまま汗が滴る。

三本ローラーは後片付けもお手軽。
自転車をいつもの位置に置いて、三本ローラーを折り畳むだけ。

自立するし、まあまあコンパクト

雨の時や体の使い方を確認するときなど、三本ローラーは重宝しそうだ。




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