ロードバイクに乗り始めたときに買うもの①サイコン iGPSPORT iGS50Sを使ってみた レビュー
今、どのくらいのスピードがでているのか。
それは子どものときに自転車にのりはじめたときからの、好奇心の対象だ。
そして、大人となった今でもそれは同じであり、ロードバイクに乗ったら、今どのくらいの速さで走っているのか知りたくなるのが自然なことだ。
そのときに必要なのがサイクルコンピュータ略してサイコンである。
サイコン選びの検討
サイコンはガーミンなどの高価格帯、ブライトンといった中価格帯、廉価な中華メーカーまであり、自分の求める機能や要素により検討すればよいだろう。
自分が検討するときに重要視した要素は以下のとおり。
①安価であること
どのくらいロードバイクに乗り続けるか分からないこと、サイコンにどこまでの機能を求めるのか判然としない状況では高価な機種を買うべきではない。
よって安価な中華メーカーに決定…。
②GPS測位をしていること
走行ログをスマホなどで行う方法もあろうが、スピード、ケイデンス、心拍数などと走行ログを連動させるにはこれが必要。Stravaとも連携させたい。
また、センサーがなくても速度計測ができるのも大きい。
③ケイデンスなどを測定できる
必要と感じたときにはケイデンスや心拍数を計測可能な拡張性くらいは欲しい。
④ある程度、信頼できるメーカー
走行ログをスマホに取り込むのだから、スマホへのアプリのダウンロードが必須となる。中華メーカーの中でも、販売機種のラインナップやユーザー数をなるべく考慮したい。
ツーリングを主にするのであればナビゲーションシステムがあった方が良いであろうが、かなり高価になる。
まずは、サイコンとして必要な基本機能を求めることにしたい(お金がないだけ)。
そして選んだのが、iGPSPORTのiGS50Sだ。
iGPSPORTは中国にある、スポーツに関するソフトウェア及びハードウエア生産を主な事業内容とする企業。
https://www.igpsport.com/ja
ホームページはしっかりしているようだし、フルカラーのナビ付きサイコンを製造していたり、ユーザーが一定数いることも私の信用を得られた要因である。
自分が購入したときはケイデンスセンサー付きで5,000円くらい。
今、購入するのであれば、こちらのBSC100Sの方がカッコいいかも。
充電もUSBtypeCで(iGS50SはtypeB)補足する衛星システムも多い。
iGS50Sを使っての感想
iGS50Sを使い始めてから半年程となるが、不満はほとんどない。
【良い点】
・バッテリーの持ち
通勤で週に6時間、休日に4時間ほどの使用で、3週間に1回程度の頻度で充電すればOK。
・スマホへの走行ログの取り込みが簡単
スマホでiGPSPORTのアプリを起動させて、サイコン本体のラップ保存(真中のボタン長押し)すれば、勝手にスマホへのアップロードが始まり走行ログが保存される。また、Stravaと連携させておけば、そのログはStravaにも転送される。
・費用対効果が優秀
ガーミンのスマートウォッチでも走行ログを取っているのだが、距離や速度はほとんど同じ値であり、正確性も評価できる。この価格でケイデンスも計測でき、費用対効果は非常に優秀では。
【悪い点】
・速度が計測されないシーンがある
補足している衛星システムの数が少なめであるためであろうが、山の中で道路が林に囲まれている場合には速度が計測出来ない場合がある。
最初、街中しか走らかったときは全く問題無かったが、山でヒルクライムするようになると、速度や斜度が表示されないことが多少気になる。
最初のサイコン選びとしては、十分な基本機能が備わり安価であることから、良い選択をしたと感じている。
壊れたらサイコン選びをまたすることになろうが、たまに落下させてしまっても壊れない頑丈さもあるので、それはまたまだ先になりそうだ。
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