白石峠でベスコンに仕上げ肉の万世を食らう
ステーキ、ハンバーグを外食するときには、我が家では肉の万世で食べることとなっている。
ただ、肉の万世はファミリーレストランとしては非常に高価であり、肉の万世に行くためには、諸条件が整っていることが必要である。
それは、つまり、まんせいクラブ会員へ定期的に送られてくる優待券が整ったときである。
今回、数年ぶりにこの条件が整った。
まず一つが、小学校の卒業生に送られる、万世コンボのタダ券である!
もう一つが、定期的に開催される感謝祭の優待券である!
この2種の優待券は併用可能であり、その減額効果は3,000円となる!
家族会議を開いた結果、これは食べに行くしかない!との゙結論を得て、数年ぶりに肉の万世へ…
そして、この数年ぶりの肉の万世を一層楽しむために必要なことがある。
それは、己の肉体を、肉と米を食すにあたり最高の状態(以下「ベスコン」という。)に仕上げておくことだ。
ベスコンに仕上げるのに選んだ場所は、もちろん白石峠。
ランチタイムに肉の万世に繰り出すため、白石峠には朝の8時頃に到着。
数ヶ月ぶりに訪れる白石峠を前に、内臓が震え始める。意を決して、いざ登坂開始。
白石峠の緩急がついた勾配に息を乱され、懸命に脚を回す。
きっつー!
峠に到達した後の余韻に浸ることもなく、さっさと降る。峠などにいても何も無いのだ。
そして、私たちには肉の万世が待っているのである!
ダッシュで帰宅。
仕上がりはというと…
完璧な状態に仕上げることが出来た。
さあ、行くぞ。肉の万世へ!
私が注文するものは決まっている。
万世キングハンバーグランチである。
それぞれの注文を済ませ、近くの席に運ばれてくる鉄板の音と香りに脳を揺さぶられつつ待つこと十数分後。
いよいよ眼の前に我々のハンバーグが運ばれてきた!
うまい、うますぎる!
ベスコンとなった身体に、ハンバーグの柔らかな肉々しさが染み込んでいく。最高だ。
ハンバーグの鉄板焼は永遠に不滅です。