ロードバイクが納車されたら最初に行うこと、それは正しいサドル高出し。絶対に!
ロードバイクが納車されたら、まず最初に行うべきこと、それはポジション出しだ。
ショップで購入すれば簡単な調整はしてくれるであろうが、私のように初心者がキャニオンで購入するとそういうわけにもいかないし、ショップで購入した場合であってもショップの調整が正しいか自分で確かめることをお勧めしたい。
そして、そのポジション出しの中でも、とりわけ重要であり、絶対に間違ってならないのはサドルの高さだと断言できる!
なぜって、私は最初これの高さを誤り、膝を痛めてしまったからだ。
私がサドル高を決めるときに参考にしたのはこの動画。
自分はこの動画に従い調整したところ膝痛が解消した。
自分の足の長さを測り、そこから105ミリを引いた高さにするという極めて機械的な決め方だ。
自分の足の長さが明確化されてしまう点や、足の長さに対するサドル高算出の方法がいろいろあるなどの問題点はあるものの、この方法のいいところは、機械的に明確な数字によりサドル高を決められる点にある。
一方で、サドル高を決める際によく目にする、「クランクの下死点で踵をつけて膝が伸び切らない位置に調整する」は個人的にはおすすめしない。
最初、この方法で調整していたら、どんどんサドルが高くなっていった。確かにサドルを高くすると、クランクを回しやすく、力を入れやすくなった気がしたのだが、あるとき強烈な膝痛を発症!
そもそもこの方法でサドル高を決めるのは問題があるように思う。クランクの下死点に足を下ろしたとき、骨盤をずらしてしまい、無意識のうちに足に余裕があるように誘導させてしまうのだ。自分は足が長いんだ!と見栄を張りがちな人間には、この決め方は確実にあわない(笑)
サドルが高い方がかっこいいし、インターネットを検索すると「ロードバイクはサドルを高くすべき」「サドルが低いロードバイクを見かける」などといった内容をよく見る。
でも、これらに惑わされてはならないよ。
明確な数値化が可能なら、それに従うのがいいでしょ!
サドルを下げるとクランクを回しづらく感じるが、これは股関節の柔軟性を向上させることで解消したいと思う。
サドル高以外にも、サドルの角度・前後やハンドルの高さなどの調整項目があるわけだけど、これらの項目は、快適性と競技性のどちらを重視するかなどによりお好みで決めればいいんじゃなかろうか(結局は無責任)。