ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムとの相性
11月6日、3年ぶりの開催となったツール・ド・フランスさいたまクリテリウムに行ってきた。
都市部で開催されること、また、何と言っても世界最高峰のツール・ド・フランスで活躍する選手が出場する国内唯一無二のレースである。
コース会場の周辺では、地場産物やフランス関係の料理を堪能することができるさいたまるしぇや、自転車用品の販売などを行うサイクルフェスタなどが開催され、一日楽しむことができる。
レース観戦は、有料の指定エリアと無料の一般エリアがある。各種セレモニーはさいたまスーパーアリーナ内の有料エリアなどに入ったもののみに許される特権であり、我ら下級市民に参加する権利は与えられていない。
でも、レースそのものは一般エリアからも十分に楽しむことができる。
この日の注目選手は何と言っても、今年のツール・ド・フランスで総合優勝を果たしたヨナス・ヴィンゲゴー選手。
といいたいところだが、そもそも選手の名前が全く分からない!知らない!それじゃ楽しめない!となるのが多くの人の感想ではなかろうか。(私も含めて)
そして、この、さいたまクリテリウムの特徴としてはその名にあるようにクリテリウムということで、周回コースを何周もすることで、何度も選手の走りを眺めることができることにある。
いや、ちょっと待った。それ本当か?一瞬で通り過ぎる選手の走りを何度も見たいものかな。
数時間かけ遠くからおらが村にやってきた選手への声援の方が価値があるように思えてならない。観客もそして選手にとってもだ。
ということで、3周ほどしたところで子どもも飽きてしまい、会場を離れましたとさ。
楽しむ方法がまだ分からない私達家族が未熟なのだろう。