ロードバイク乗りのコロナ感染からの復帰プログラムの検討と実践
コロナ感染中はスマートウォッチに備わっている測定機能を活用し、健康状態を24時間監視。
新型コロナウイルスなんざ、タダの風邪!というのは実際に感染して受ける正直な感想ではある。
しかし、新型コロナウイルスは呼吸器官系へ深刻なダメージを与える可能性が高いことが報告されていることも、無視できないもう一つの事実ではある。
ここは一つ、しっかりとステップを踏んで、ロードバイクに乗り始めたほうがよかろうということで検討する。
ロードバイク復帰プログラム
ロードバイクのトレーニング(通勤含む)再開に関しては、日本自転車競技連盟がプロコトルを公開し、復帰に向けた詳細な概要が示されている。
明確な手順を作成し、世に示すとは日本自転車競技連盟もナカナカやりますの。
ちょいとばかり世に出すタイミングが遅いような気もしますがね…。
んで、このプロコトルや他のトレーニング再開サイトを参考にロードバイクトレーニング(通勤含む)の再開計画を以下のとおり考えてみた。
① 療養最終日の翌日(1月21日)
以下の条件で乗車
・走行時間15分
・心拍数136以下(最大心拍数の70%以下)
② ①の翌日
健康観察
③ 上記①から7日を経過するまで(平日:1月23日〜1月27日)
以下の条件で2回(隔日とする)乗車
・走行時間45分
・心拍数156以下(最大心拍数の80%以下)
④ 上記③の乗車後翌日 計2回
健康観察×2回
⑤ 上記④以降の休日(1月28日)
以下の条件で乗車
・心拍数156以下(最大心拍数の80%以下)
・走行時間60分
⑥ ⑤の翌日
健康観察
④1月30日〜
ロードバイク通勤再開。心拍数・時間制限なし。フリーダム。
プログラムの実践
①1日目(1月21日)
ママチャリにて近所に買い出しに行く
この日は風が強かった…。ママチャリで軽く買い出し、散歩するつもりが、とんだハードモードだ。
上限心拍数として設定していた136を軽くオーバー、147まで上昇していた。何のためにプログラムを設定したんだか…。早くもプログラムが破綻(笑)
②2日目(1月22日)
健康観察による異常なし。
ガーミン数値
心拍数(bpm 安静時平均)47
呼吸数(brpm 睡眠時の平均)14
血中酸素(%)97
ストレスレベル 23
③3日目(1月24日)
本来であればロードバイクに45分乗るところなのだけど、仕事帰り後のくそ寒い夜の中、外を走る気になるわけないわ!
というわけで室内での体幹トレーニングへプログラム変更!
一昔前はビリーズ・ブートキャンプといったDVDを購入し、ビリーと一緒に汗を流していたわけだが、今はYou Tubeを検索すれば、良いトレーニング動画がたくさんある。
自分が求める強度や内容に応じて、最適な動画を調べれば良い。あぁ、良い時代だ。
編集が秀逸で、映像と音によりとてもスムーズに全身のトレーニングを行うことができる、とてもありがたい動画。当然You Tube無料会員なので、所々流れるCMで流れを切られるが、その間もただトレーニングをすれば良いハナシよ。
④4日目(1月25日)
健康観察による異常なし。
ガーミン数値
心拍数(bpm 安静時平均)50
呼吸数(brpm 睡眠時の平均)14
血中酸素(%)97
ストレスレベル 38
⑤5日目(1月26日)
一昨日の室内トレーニングを再び実施。
メニューは同じなのだが、前回の実施時より心拍数が全体的に低下しているのは明らか。
やはり、徐々に心肺を慣らしつつ負荷を高めるべきであろう。
⑥6日目(1月27日)
健康観察による異常なし。
ガーミン数値
心拍数(bpm 安静時平均)53
呼吸数(brpm 睡眠時の平均)13
血中酸素(%)99
ストレスレベル 55
⑦7日目(1月28日)
久方ぶりのロードバイクでのおでかけ。
快晴と強い北風で、リハビリには最適…。
ゆる~くサイクリングしていたつもりだったが、乗り始めて数分で心拍数は160まで上昇。その後も、ゾーン5での走行時間がかなり発生してしまった。プログラムでは心拍数156以下とするはずだったのだが…。
やはり心肺機能の低下が顕著なようだ。
とはいえ、走っているときに心肺に違和感はなく、過剰な苦しさもなかった。
今日、明日とガーミン先生によるヘルス管理の数値を確認だな。
ガーミン数値
心拍数(bpm 安静時平均)53
呼吸数(brpm 非睡眠時の平均)13
血中酸素(%)97
⑦8日目(1月29日)
休養日。健康状態に問題はなし。
ガーミン数値
心拍数(bpm 安静時平均)53
呼吸数(brpm 睡眠時の平均)15
呼吸数(brpm 睡眠時の平均)14
血中酸素(% 睡眠時の平均)96
血中酸素(%)97
プログラムの実践を通じ
設定した心拍数を上回るトレーニングを連発してしまいプログラムとは何だったのか…という実践結果となってしまった。
まぁ、しかし段階的なトレーニングの再開はやはり必要と感じたところであり、ステップを踏んだトレーニング強度の基準設定はムダではなかったはず…。
健康状態も問題はなく、明日からはロードバイク通勤の再開だ。
予想されている最低気温は−4℃…。
わたしの身体よ、持ち堪えてくれよ!
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