制作会社から事業会社に転職してアンラーニングした話
この記事は、2023.10.25.(水)に開催されたSpectrum Tokyo Meetup #06で発表したLTの内容をnote用にまとめた記事になります。
はじめに、自己紹介
ファインディ株式会社 デザインチームで BXデザイナーをしているおそよ（@moi_osoyo）です 。
2023年4月に制作会社から事業会社にキャリアチェンジし、ファインディでブランドづくりから浸透までにチャレンジしています。（詳しくはぜひ、入社エントリーを読んでいただけると嬉しいです。）
今回は、私がファインディに入社して失敗をしながらも行動する中で、自分のマインドセットをどう変化させていったのか（アンラーニングしたこと）についてまとめていきたいと思います。
なぜ、制作会社から事業会社へ？
前職の制作会社では、アートディレクターとして、ブランディング案件関わり、課題感のヒアリングからクリエイティブ提案まで関わっていました。その中で、クライアントワークでは手が伸ばせる範囲が限られてしまうもどかしさを感じ、能動的に全てのタッチポイントに関わることができる、かつ事業成長に貢献しながら併走できる事業会社へキャリアチェンジを決めました。
入社2ヶ月でやり続けた伸びしろ
そんな希望を胸に入社したファインディで、最初の2ヶ月は伸びしろ続きな日々を送りました。
入社すぐの私のやり取りはこんな感じ…
入社すぐの私は、広告のブランドの重要性を提案に偏っており、事業課題や施策に寄り添っていないコミュニケーションを続けていた状況でした。
結果として、売上目標の結果に結びつきやすい施策の優先度と比較することができず、ブランド施策が進まない 入社 2ヶ月を過ごすこととなりました。
私がやってしまっていた伸びしろコミュニケーション
ブランド施策が進まない、課題として優先度が上がらない理由としてはお互い見ている課題が違ったことが原因の一つだったと思います。
事業会社の中では、事業部、チーム、メンバーによって任されているミッション、注力課題が異なってきます。
だからこそ、待っていてもブランド課題に取り組んでくれる人は現れず、むしろ自分が率先してブランド課題を解決していくために巻き込んでいくことが必要でした。
伸びしろを乗り越えるために変化させたマインドセット
入社後すぐの私は、ブランドの観点でしか課題を見れていなかったため、施策をうまく進めることができていませんでした。なので、まずは一緒に取り組むべき事業課題の目標 / 目的を理解することから始めました。
視点を一度変えたことで、ブランドの観点から対応すべき課題も事業課題の中に見つけることができるようになっていきました。また、そうすることで施策の中で、抜けていたブランドの観点を補うことができるようになり、施策の目的を達成しつつブランド課題も一緒に解決できる体制になっていっているなと感じています。
マインドセットを変えると、いいことは他にもある
ブランド施策は全社を横断して関わる課題も多く、ほとんどの課題がデザイナー1人では解決できない課題が多いです。だからこそ、怖がらずに社内の事業部長、チームリーダーに声をかけ、社内のプロジェクト状況、みんなの悩みをキャッチアップしていくことがとても重要だと感じています。
ブランドやりましょう！だと身構えられることも多いので、まずはどんなこと取り組んでいるんですか？とか気軽に会話することから始め、どんどん一緒にプロジェクトの課題解決を考えて提案をしていくと、ブランド視点の話も相談できる関係性を少しずつですが醸成することができました。
（みんな気軽に相談させてくれる、良いことはどんどん巻き込まれてくれる素敵な人が多いというファインディの環境にも大感謝です🙌）
まとめ
制作会社では、ブランド課題を解決するために依頼をいただくケースがほとんどである分、事業会社では課題を見つけメンバーを巻き込んで、取り組んでいくことの大切さを学びました。
ファインディでは、「前向き」をバリューにしていることもあり、やりたいと思ったことに「いいじゃん！やってみよう！」と前のめりで巻き込まれてくれる環境も後押ししてくれたなと思います。
ブランド課題やデザインで解決できることは待っているだけでは、自分の元へは来ないからこそ、まずは、自分で「今、みんな何に困ってるんだっけ？」と問いを持つことが課題を一つ進める上で大切な考え方だなと感じています。
視点を少し変え、アプローチを変えるとできることも変わってくるので、ぜひ、このnoteから挑戦をはじめてくれる方が増えたら嬉しいです。
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ぜひ、気になった方は、お気軽にお声かけいただけると嬉しいです😊
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