双子経膣分娩のお話し。
2021年1月13日!
予定通り二卵性の双子(姉妹)を経膣分娩しました。
姉 2390g 、妹 2230g
早産児ではあるものの、血糖や肺機能に引っかかるこなく、保育器にも入らずすくすく育っていてまずそこがなにより😊
【経過の振り返り】
前日から、baby'sの肺機能を上げるためのステロイド注射を母体にするために入院。
インフルエンザ注射みたいなやつ。しばらく腕が重だるかった…。
大学病院の入院ってしたことないから、変にワクワクしちゃったり…。お昼ご飯の鯖の煮付け美味しかったなあ〜。
ご飯食べた後、「はっ!?デザートがない!」と気づき、カバンとお財布持って売店に行きました。
食べたいな〜って思ったやつ、ぜーんぶ買ってちょこちょこ入院中に食べました。
鞄の中にパンパンに入ったおやつが幸せで、でもなんだか照れ臭くて、ドキドキしながらお部屋に帰ったのを思い出します。
病院ではWi-Fiが使えたので、ひたすら「出川哲郎の充電させてもらえませんか?」のyoutubeを見てました(笑)
夜は早めに寝よう、そう思ったものの、興奮なんだか全然寝付けず。
結局「きみに読む物語」の映画を一本観て、うつらうつら…
気がついたら5時…
「起きてくださーい!」と。
さあ、ここからが本番。
促進剤の点滴を開始し、膣からバルーンを入れて、昨日の筋肉注射もして、身体に陣痛を起こさせて出産させるという、「超計画的分娩!」
前日入院の時には子宮口1.5cmほど。
そうそう、腰のあたりに鈍痛がはじまり、baby'sのお姉ちゃんの方が出てくる準備始めたって感覚がありました。
促進剤を開始して、なんとなくお腹は規則的に張るようになってきました。
でも、朝8時…朝ごはんは余裕で完食。前日に買っておいたプリンもしっかり平らげました。
お昼の11時頃、お腹の張りは1分間隔でくるものの子宮口は5〜6cm
ここで先生が人工破膜(破水させる)して、ここから一気にお産が進んだ感覚。
12時のお昼ご飯は、半分くらいしか食べれませんでした。(異常事態w)
もう時計が徐々に見れなくなり、14時頃には分娩室に移ったのかな?
子宮口をぐりぐり全開大にさせられた気がする。笑
もう、息を「ふー」って吐けないくらいの苦しさ。つい「はぇ〜」「ひぃ〜」って声が出てしまう。
痛い〜、うぅ〜、って時にさすってくれた癒し系助産師さんの手が忘れられません。
午前中の余裕の表情から一変。
完全に余裕のなくなったわたくし。笑
「これが分娩か、忘れておった…」
と思いましたね、つい。
一つ、前回の自然分娩と違ったのが「促進剤なの計画分娩」だということ。
これはbaby'sが、生まれる準備ができていなかったりするのかな?という感じがややありました。
双子姉の方は「おっけーよ!」って感じがしていたのですが、穏やかのんびりさんの妹は「?」って感じ。お腹の中にいる時の胎動の感覚からも手にとるようにわかりました。
今回のお産は最後のいきみで産んだお産でした。そして、先生が上手に引っ張り出してくださいました。
姉を15:59に産んで、妹が出てきたのは16:12
この13分間は、時が止まったかのようなゆっくりしたスピード感。人生で一番長い13分間でした。
前回はあまりよくわからなかった「いきむ」という行為と、そのタイミング。
今回のお産でしっくりきて、最終的には医師に褒められました✨
2人の経膣分娩。
本当によく頑張った!!
わたしの身体、本当にお疲れさまです。
【産後の数日間】
股も腫れ、縫った傷が痛く、血圧も上がり、足も浮腫み、貧血と闘い、筋肉痛と闘い、点滴の痛みと闘い…
まる3日かけてだいぶ回復してきました。
双子の授乳に意識を向けることも、この3日なかなかできませんで、粉ミルクと助産師さんのお世話になりっぱなしでした🙏
出産当夜、2日目と連続6時間も寝させていただきました。
【振り返り】
妊娠後期から、ぐんぐん重たくなる身体の変化に戸惑いながらも「絶対大丈夫!」という気持ちで乗り越えてきた今回の双子出産。
わたしの人生において、とてもとても心に残るものとなりました。
めちゃくちゃ濃ゆい半年弱。
よく頑張った!✨
本当におめでとう!!!
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