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ヒトが苦手なコミュ障デザイナー、悪魔の傾聴でパーティーを乗り切るの回
またまた目が冴えてしまったので布団の中でポチポチ文字を打ってます。
今日は地元のリノベーション施設の5周年イベントでした。
チラシを作った関係で一応頑張って参加してきた。
出がけにアクセサリーをああだのこうだのしていたら
夫に「そんなに激しくおしゃれしなくても」と苦笑いされました。
激しくおしゃれといっても上着は夫のお下がりだし、
イヤリングやブレスレットはこないだ回収した祖母の遺品だし、
服は上下ともリサイクルショップで買った数百円のものです。
私は基本、人のお下がりで生きている。
服にもアイデンティティがない。
娘を義実家に預けてから遅れて会場に到着すると、
もう会場はほぼ満員で知らない人ばかり。
私は夫にくっついてコソコソしています。
それでもやはり例のプレゼン効果か、
声をかけてくれたり手を振ってくれたりする人が何人かいて、
それだけでもあぁやっぱりあの時無理してよかったなぁと
今更ながらほっこり沁みわたるものがありました。
だってあのプレゼンを見た人は、
すでに私の人となりを知ってくれているからね。
ここ2年で町のことをメチャクチャ真剣に考えたこととか、
土壇場で泣いちゃうメンタルの弱さとか。。
あと、初めて会う人でも「今日のイベントのチラシ作りました」って言えば簡潔な自己紹介になって助かったので、
そこらへんの導線をスムーズにしてくれた今回の主催者には頭が上がりませんね。
(その主催者というのは例のコンペを取り仕切っていた事務局の人でもあるのですが。。)
しかしこういう「交流イベント」的なのに参加してみて思うのは、
私みたいなコミュ障はむしろ大幅に遅れて行くのが正解ですね。
場が温まるまでのあのどことなくよそよそしいような、
皆がお互いに空気を読み合っている空間が居心地悪くてたまりません。
自分も誰かの様子見の対象になっているのを肌で感じてしまうので、
ある程度お酒が回るまでは私は夫のそばから離れられません。
キョドってまたコミュ障バレするのが恐くてたまらないのです。
しかし、夫は私と違ってコミュ強かと思いきや、
こういう場面ではいつも集団からそっと離れて座っていて
自ら人に話しかけに行くことはほとんどありません。
私は「知り合い作りに来たのに何で離れて座るんだよぉ」と涙目になってしまうのですが、夫も夫で意外にシャイなところがあるのです。
帰宅後にそれをツッコむと、
「おれはコミュニケーション得意な人にくっついてるタイプだから」とヘラヘラしてました。
(酒を飲んで頑張った私に夫はくっついていた)
そのあとで「人に興味がないから何話しかけていいかわかんないんだよ」とも吐露していました。
私はすかさずkindleを開いて「これでも読め!」と、
『悪魔の傾聴』を印籠のごとく差し出しました。
実際、私は苦手な交流の場を悪魔の傾聴で乗り切りました。
「何かしら質問すりゃあ相手が勝手に話してくれるから、
むしろ自分がラクなんだよ」とカラクリを説明しましたが、
夫はノーリアクションでした。
おわり