阿波野治

趣味で小説を書いています。よろしくお願いいたします。

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最近の記事

十月の創作活動を振り返る

結果が出ない。一次選考通過さえも。一年くらい何一つ結果が出ないのは、私にとっては平常運行なのだが、先日発表があった某コンテストで複数作をばっさり斬られたことで焦燥が芽生えた。悲愴感さえ漂ってきている。なにかを変えなければという思いは依然からずっとあるので、今後は自分に向いていないとか、つべこべ言わずに試行錯誤していくべきなのだろうと思う。フィードバックが絶望的なのは正直きついが、私自身が選んだ道だし、自業自得の側面もあるので、そういう部分も背負いつつやっていきたい。プロットさ

    • 九月の創作活動を振り返る

      結果が思うように出ない停滞感もあって、自分自身の誕生日がある九月に心機一転がんばりたいと考えていたのだが、振り返ってみれば代わり映えがしない一か月だったように思う。具体的にこれを変えようということは決めていなくて、ただ一つ一つの作業を今以上に集中して真剣に取り組む、といった方針だったので、この結果に終わったのも無理はないのかもしれない。努力の量というよりも方向性の問題という気はしているが、なにを変えていけばいいのか。漠然としていて、自力で見つけるのはかなり難しそうだ。だからと

      • 八月の創作活動を振り返る

        残暑厳しい毎日、暑さとは恐らく無関係なところで体調不良になって、生活の質が低下しているが、そんなことには頓着せずに書いていく。 八月は一作しか応募できず。落選作を少しだけ手直して出すことも普通にしている私としては、かなり少ない数になる。直前で応募先を変更した作品があったからなのだが、これはよろしくないことなので今後是正していきたい。本来は応募先を一つに絞って、傾向と対策を練った上で、ある程度時間をかけて作品を磨いていかなければいけないのだけど、未だにそれが出来ない。こういうと

        • 七月の創作活動を振り返る

          八月もゴールテープが見えてきたというのに、七月について振り返ってみる。 これは恐らく、八月も三分の二以上消化した上で顧みているからでもあるのだろうが、創作活動が停滞してきている感がある。言語化するのは中々難しいが、強いて挙げるなら惰性で取り組んでいるような。成長がないということなのかもしれない。現在も長編小説を推敲している最中なのだが、全体的に今一歩という印象はある。そして、どこをどう直せば改善できるかが分からないという、なんとも情けない状態となっている。要するに力不足なのだ

          六月の創作活動を振り返る

          六月は後半から色々とよくないことがあって、創作活動に集中するのが難しかった。七月から心機一転という意識はあったのだが引きずって、ようやく元通りに近づいたという状況になる。明日明後日から本格的に取り組みたいところだが、あいにく書きかけの小説がつまらない。キャラに魅力がないし、展開が冗長だし。言うなれば私の悪いところが一通り現れているような。完成させることに意義があるという意見はごもっともだと思うが、長くなりそうだし、さてどう処理しようかというところ。こう振り返ってみると、六月後

          六月の創作活動を振り返る

          五月の創作活動を振り返る

           四月分をつい先日書いたばかりなので、特筆するべきことはない。  今日は二作品、賞に応募した。一方は期待薄として、一方が果たして一次に残るのか、残るようであれば面白いが、現実の厳しさを突きつけられる結果になりそうかな、というところ。投稿を終えた日はのんびりと過ごすことが多いのだが、これからもこの調子でいいのか、でもやることもないし、だからといって寝るまでだらだらするのもいかがなものか、という気持ちを抱えつつ、そういえば月が変わるまでにやるべきことがあると気がついて、今この文章

          五月の創作活動を振り返る

          四月の創作活動を振り返る

           四月は、毎年応募している某賞の一次選考の結果が発表される。実は二年連続(だったはず)で一作品ずつ一次を突破しているので期待していたのだが、今年は全て一次落ちという結果に終わってしまった。一次の間口は比較的広いのと、手応えがなかったにもかかわらず一次を通過できた経験があるので、今年もなんとかと思っていたのだが、現実は厳しい。原因は間違いなく実力不足だろう。量よりも質にシフトしていかなければという思いは次第に高まっているが、今回の件で方針がほぼ固まったのではなかろうか。正直、モ

          四月の創作活動を振り返る

          三月の創作活動を振り返る

          三月も選考結果が発表されたが、一作品も一次を通過せず。量より質という思いは最近になって高まっていたが、より強化されたといったところか。そもそも量といっても、恐らくそう筆が速い方でもないだろうし。いかにすれば上達するか、それが問題なわけだが、近道はないと覚悟を決めて一歩ずつこなしていくしかない、というところはあると思う。インプットも含めて、今までよりももっと小説というものに関わる時間を増やしたい。プロ作家の苦悩、という趣旨の書籍を集中して読んでいた時期があって、刺激、危機感、諸

          三月の創作活動を振り返る

          二月の創作活動を振り返る

          もうそろそろ三月の振り返りをしなければならない時期に来ているが、そんなことはお構いなしに二月を振り返っていく。かなり遅くなってしまったが、やらないよりはましなので。 某ラノベ賞の選評が送付されたのでじっくりと目を通した。私は当たって砕けろで、とりあえず規定はクリアしているくらいの、レベル的にどうかという作品を出すこともあるので、プロの編集者の方に真面目に感想をいただく今回のような機会があると、己を恥じる気持ちを強く感じてしまうのだが、やはり糧にしていきたいということで読ませ

          二月の創作活動を振り返る

          一月の創作活動を振り返る

           新年を機に心機一転がんばりたい気持ちは誰にでもある。それは私も同じだが、理想よりもことごとく努力が足りていない現状となっている。予定よりも書けずに、応募するつもりが見送り、というのが新年早々あった。欲張りすぎたのか否かはなんとも言えないが、落選作を使い回すために改稿する作業に時間を割きすぎた感はある。なるたけ新作で勝負、落選作はある程度で見切る。この方針は以前から立ててはいるのだが、勿体ない精神が働くというか。あと、細かいところでいえば、エンタメなのに展開がスローとか。その

          一月の創作活動を振り返る

          2023年の創作活動を振り返る

           今年は完成に漕ぎ着けた長編小説の総数が少なかった。去年と比べて半分以下に減っている。既存の作品を改稿して別の賞に応募、などは普通にあった、むしろメインと呼んでもいいくらいの割合だったが、新作が滞りがちというのはやはり望ましくない。そういう意味で、創作活動に陰りが見られた一年と言えるのではないか。原因としては、プロットの構築を含む、執筆の前段階の作業が思うようにいかなかったこと、これに尽きる。書籍を通じてストーリーの作り方の情報を摂取するなどもしたし、賞は基本的にプロットでは

          2023年の創作活動を振り返る

          十二月の創作活動を振り返る

           早くも一年が終わった。この創作活動を振り返るシリーズを何月から始めたのかは失念してしまったが、一か月に一回とはいえよく続いたと思う。まだ一日残っているが、明日は一年の創作活動を振り返りたいので、一日早く投稿することとする。  十二月で最も驚いたのは、自作が某ラノベ賞の一次選考を通過したことだろう。通過率はかなり高いので、大喜びするのもいかがなものかと思うが、全く期待していなかったという意味で嬉しかった。こういう作風ならラノベ系の賞も食い込めるのか、という意味でも収穫だった

          十二月の創作活動を振り返る

          十一月の創作活動を振り返る

           入浴したし、日付が変わるまでYouTubeで適当な動画でも観てだらだら過ごすか、と考えていたら、これの存在を思い出して若干テンションが下がった。義務感に駆られてやっているんだな、と痛感したが、それを言い訳になにも書かないよりはましだろう。  今月も結果は出ず。選考結果のタイトルをざっと見ていると、もしかして要求されているジャンルを私が勘違いしていたのかな、と思われる賞もあって、なんとも言えない気分になったこともある。数を打って落選という結果を増やして精神的にダメージを負って

          十一月の創作活動を振り返る

          十月の創作活動を振り返る

           最低限の結果すらも出せなくなって久しい。分析しきれていない部分も含めて原因は様々あると思われるが、新作を積極的に書いていくということをしなければならないな、と思う。振り返ってみても、今年は落選作を改稿して誤魔化しているケースが多い。作り込みが甘く、そこを改善すればあるいはという作品もなくはないが、所詮は落選した作品。手直してしていても高揚感を覚えない、それどころか虚しさを感じることもしばしばあった。やはり新しいもので勝負していくべきだろう。似たような思いは過去にも抱いていた

          十月の創作活動を振り返る

          九月の創作活動を振り返る

           残暑厳しい一か月の創作活動を振り返ってみて、インプット・アウトプットともに課題の克服がほぼ進んでいないな、という印象を受けた。今日が日曜日で使える時間が多かったのもあって、許された時間を有効活用できているのか、ということは気になった。インプットでいえば、好きなタイプの小説を読む一冊に選びがちだが、次回執筆予定の参考になりそうな書籍をもっと読むべきじゃないか、とか。アウトプットでいえば、もう少し粘り強く深くアイディアを煮詰めた方がよいのでは、とか。なんとなく似たようなことを書

          九月の創作活動を振り返る

          八月の創作活動を振り返る

           九月も早くも折り返しだが、気にせずに振り返り反省しようと思う。  小説の書き方的な書籍をたまに読み返すのだが、案外守れていない基本もあってはっとさせられる。明らかに出来ていないと思うのは、無駄な文章を削れていないこと。先月応募した作品はそれが不徹底で、文章量が多いという意味での力作だったので少し悔やまれる。あとは、セリフに個性が欠けるというか、無難な台詞回しを選びすぎているなとは感じた。反省点はもっともっとあるだろうが、ぱっと思いつくのはこの二点か。初心を忘れないためにも、

          八月の創作活動を振り返る