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【自衛隊のお仕事】災害派遣と救難(レスキュー)任務

はじめに

こんにちは。
ジョーと申します。

普段は自身で運営するサイトで自衛隊や飛行機に関することを紹介しておりますが、この度発生した「令和6年能登半島地震」の被災者への支援を募るためブログ記事を再編集し有料記事として公開することといたしました。

本記事での収益については、石川県が受付をしている「令和6年能登半島地震災害義援金」へ全額寄付いたしますので、ご賛同いただける方は読んでいただけますと幸いです。

最も認知度の高い自衛隊の任務「災害派遣」


 自衛隊の任務について考えたとき、大規模災害時の救助活動を思い浮かべる方が多いと思います。
 そこで今回は自衛隊の救難(レスキュー)任務と「災害派遣」について、「そんな任務なのか?」とか「どういう流れで任務が自衛隊へ届くのか?」といった内容を私の経験談を交えながらご紹介します。

 陸・海・空の各自衛隊は、基本的に国を外敵から守るために活躍する組織で、そのために日々苦しい訓練を行っています。
 自衛隊では国家を防衛するための戦闘部隊のほか、有事や平時で自衛官や国民の身に何かあった場合に備え救難部隊もあります。その救難部隊は民間人の救助活動も要請があれば「災害派遣」という形で任務が下令されるので、一般の方にも認知度の高い活動の一つです。

 救難部隊はその災害派遣に派遣される際、専門部隊として普通では手が届かない区域での活動や支援を行います。また、救難部隊以外の部隊でも災害の発生した地域の最寄り部隊が主に担当し、派遣されるため、自衛官の大半は心臓マッサージなど初歩的な応急処置を学んでいます。

航空自衛隊の救難ヘリUH-60J

 また、基本的に自衛隊の実力や装備の都合で、海上保安庁など自衛隊以外の組織と協力して任務を行う場合は、基本的にはレスキューを行う現場より少し離れた区域で活動することが多いです。

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