おしげ

ヨーガ、仏教、哲学! この世界の矛盾や不都合は、輪廻転生とカルマの法則を信じることで解決します。 私と同じ性質の他の人がこれを見るならば、これまたもって効用を生ずるであろう。-シャーンティデーヴァ-

おしげ

ヨーガ、仏教、哲学! この世界の矛盾や不都合は、輪廻転生とカルマの法則を信じることで解決します。 私と同じ性質の他の人がこれを見るならば、これまたもって効用を生ずるであろう。-シャーンティデーヴァ-

最近の記事

「影の存在」

今、逆境に立たされているあなた 今、悩みが多くしんどそうなあなた 今、夢や目標をあきらめかけているあなた 生きている中で、誰もが一回は必ず失敗し、不運事が諦めることもある 人生はいいことばかりではなく、誰にでも黒い影のような暗い経験もある 影から逃げると影は追いかけてくる 止まっていると影も動きはしない 影を追いかけると今度は影が逃げていく。 あなたが今、何かでくじけそうになっているなら逃げてはいけない。 一度立ち止まってそいつと対峙してみよう 大した事は

    • 「入菩提行論」-第四章-

      第四章 菩提心の不放逸 【本文】 勝者の子(菩薩)は、かように菩提心を固く受持し、実践規律を犯さないように、常にたゆまず努力すべきである。 急卒に始められたこと、正しく熟考せられなかったことについては、それを「なそう」あるいは「なすまい」と誓言しても差支えがない。 しかし、仏陀および偉大なる智慧ある菩薩ならびに私によって、力の及ぶ限り熟考せられたことについては、どうしてその実行を疑い迷ってためらうべきであるか。 また、もし「かくなそう」と誓言しながら、行為によって私が

      • 「三十七の菩薩の実践」

        【本文】 ギャルセー・トクメー・サンポ作 ナモー ローケーシュヴァラーヤ 「優れた師であり、救済者である観自在菩薩に、常に三門で恭しく礼拝いたします。 観自在菩薩は「一切の法則は去ることも、来ることもない」とごらんになりつつ、 しかも輪廻する衆生のために一心に励んでいらっしゃるのです。」 「一時的な幸せと究極的な幸せを生じる源である諸々のブッダは、正しい法則を完成することでブッダとなり得ました。 それは法則を実践することの内容を知り、それを実際に行なったからなのです。

        • 「入菩提行論」-第三章-

          第三章 菩提心を受け保つこと 【本文】  すべての衆生の作った、悪道の苦しみを静める浄善を、私は歓喜して喜ぶ。苦しめる者たちに安楽あれ。  私は、衆生が輪廻の苦しみから解脱するのを喜ぶ。また救済者たちがお説きになる菩薩の境地とブッダの境地とを喜ぶ。  すべての衆生に利益をもたらし、すべての衆生に善福を授ける教示者の、発心の大海を喜ぶ。  私は合掌をささげて、一切の方角にまします正覚者に懇願する。――無智のために苦しみに沈める人々に、法の灯火を作りたまえ。  また、

          「入菩提行論」-第二章-

          第二章 罪悪の懺悔 【本文】  この宝の心(菩提心)を得るために、これなる私は、如来に対し、正しく供養をささげまつる。  穢れ無き正法の宝と、功徳の海なるブッダの子(菩薩など)たちに対してもまた。  あらゆる花と、果実と、種々の薬草と、世にある限りの宝と、清澄にして快適なる水と、宝の山と、孤独に快適な森の場所と、  美しき花に飾られて輝く蔓と、見事な果実に枝もたわわなる樹木と、天界などにおける香りと、芳醇なる香りと、もろもろの如意樹と、  宝樹と、蓮華に飾られ白鳥の声によ

          「入菩提行論」-第二章-

          「入菩提行論」-第一章-

          第一章 菩提心の賛嘆  --オーム、ブッダに帰依いたします-- 【本文】  もろもろのスガタと、仏子(菩薩)と、法身と、すべての敬うべき師主たちの前に、恭しくひれ伏して、  仏子の律儀への趣入(すなわち菩薩行の実践)を、聖典にしたがって、私は簡単に説こう。  ここに(経典にないような)斬新なことは何も述べられない。また私には著作の才能もない。  ゆえに、私は他人のためを考慮せず、もっぱら自己の心を(菩薩行に実践によって)薫じようと、これを作った。  これによって、私の清浄

          「入菩提行論」-第一章-