mocopi sensor data readerを見てみる
mocopiがアップデートし、センサーデータを直接取れるSDK「mocopi sensor data reader」が登場しました。
これを使うとモーションキャプチャーに縛られない使い方が可能となります。(デモでは玉転がしをしていました。)
この辺が詳しいです。
SDKのダウンロードはこちらです。「mocopi sensor data reader」はどうやらUnityしかない様子でした。
また、サンプルアプリとして「mocopi data analyzer」が公開されています。これは加速度などがとれるものですが、あくまでサンプルなので特に何が出来るわけではなさそうでした。それでも触ってみると楽しいです。
Android
iOS
使ってみる
ダウンロードしたUnityパッケージを入れてみたところ、サンプルがありましたので試してみます。
同梱されていたReadmeの一番最後にAndroidManifestの設定が書いてありました。
ProjectSettings > OtherSettingsから CustonMainManifestにチェック
記載された通りに追記します。
ビルドしてみたところ、アプリがOSバージョンに対応していない旨が表示されたので、設定も少し変更しました。
Scripting BackendをIL2CPPにして、Target ArchitecturesをARM64に。
いい感じにできました。
Initializeを押して、StartScanするとmocopiが検出されます。
チェックを入れてConnectを押すと検出したmocopiのデータを取得します。ただ、どうもバッテリーがうまく取れていない時が多かったです。OSバージョンのせいかな……(Android14)
それか、Discordでのやり取りを見かけたんですが、どうもmocopiと自分が使ってるPixelシリーズの相性が悪いらしくそのせいかもしれません。
(下の立方体がmocopiの動きを表しています。)
コード的にはSampleUIController.csが色々な制御をしていますが、OnConnectionStateChangedからCreateObjectが呼ばれて豆腐を召喚しています。
豆腐にはSensorReceiver.csがついています。
OnSensorUpdateメソッドがありましたが、回転だけしか反映していない様子でした。物は試しと加速度を反映させたところ一瞬で画面から消えました。それはそう。
やっぱり接続が上手くいってなさそうなので他の端末を入手出来たらまた挑戦します。
今回は以上です。