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「O」9話.世界政府

光の閃光

KEIJU

KEIJUは、もともとの世界で神の右腕をしていたほどの能力を持つ。

彼は前の世界でOMENに、このOの世界で世界政府として動くように、言われていた。

神殿の中から、この世界を眺めるOMEN

OMEN


「OMENお前は、何を企んでいる」KEIJUは、外の景色を眺めるOMENに問いかける。

「ただ見ているだけだ」と淡々と答える。

KEIJUは、「ふーん」と言いながら、外へ出る。

KEIJUは、この世界にきて間もない。外の空気を吸い、心の中で気に入らないと思いながらも、背伸びをして、その場で寝転がる。

OMENは、着々と世界政府を作り上げていく。


世界政府の存在は、Oの世界の人類たちは気づいていない。
「プロタゴニスト」と「ヴィランズ」と「世界政府」
3つの権力が、この世界に誕生することになった。



世界政府

世界政府は、この二つの権力を見守る存在としてOMENは掲げ始める。
ただ、この世界にチャンピオン達を転生させたのは、OMENである。
なぜ、この世界へ彼らを転生させたのか。OMENの目的とは・・・。


天才エンジニア

この世界で、各国のシステムを構築したエンジニアが居た。
彼の名は、「KID

このOの世界で、世界中のネットワークシステムを構築したネットワークの生みの親。
天才エンジニアであり、この世界で一番天才と言われている。
彼は、能力者ではなくタダの一般人。


彼は、システムを構築して働かずの大金を手に入れた。
引退後は、安定した暮らしをしている。


彼は、ある日カフェでニュースを見ていた。
パソコンの画面には、「世界の危機 能力者 集結」と書いてあった。
彼は、何故この世界に!?と不安を感じていた。

すると、ある男がKIDに話しかけてきた。

HANZOである。

HANZO

「なぁーアンタ天才エンジニアなんだろ?」

KIDは、驚いた顔をして
「何故、そんなことを聞く」と答える。

「お前の力を貸してほしい。この世界の為だ。」


KIDは、プロタゴニストのアジトへと一緒に行く。


KIDは、施設に入ると中は、様々な者達が居たり、たくさんの部屋があり、驚く顔を隠せない。


HANZOは、現状をすべて話す。
そして、ネットワーク分野で力を貸してほしいとSHINGEN達から交渉される。

KIDは、
「今更かもしれないが、助られるなら力を貸します」と力を貸すことになった。

KIDは、さっそくこの世界のシステムやヴィランズのネットワークシステムに侵入し始めた。久しぶりの仕事と感じて興奮していた。

KIDは、退職後に特殊なシステムを作っていた。世界中の国のカメラ、衛星、すべての情報を使い、誰がどこにいるかを、わずか10分遅れで把握することが出来る。

この世界は近未来、街中に監視カメラや数百の衛星がある。近未来世界、KIDの力はプロタゴニストに大きな力を与えた。


謎の刀狩り

ある噂が日本島の首都「お江戸」に流れていた。
刀を持つものを端からに狩る者が居ると・・・。

SHINGENとNAGAMORIは、強力な力になると思いお江戸に向かっていた。

SHINGEN
NAGAMORI

一方、同じ情報を持って居たTOKIMASAもお江戸に向かっていた。
彼は、刀狩りを斬る為に向かっていた。

TOKIMASA

近未来世界では、武装が普通の世界でもある。
お江戸では、昔の侍の様な者たちが増え、シティーサムライ達が数多くいる。

そんな中、刀狩りは暴れている。

そして、SHINGENとNAGAMORIは、ついに刀狩りにあった。
だが、それはTOKIMASAだった。

お互いが、プロタゴニスト、ヴィランズとは知らずに闘いを始める。
SHINGENとNAGAMORIは、TOKIMASAの力に圧倒される。

NAGAMORIは、この世界に来て力の感覚を取り戻していた。
SHINGENが驚くほどに、成長と力を得て、TOKIMASAと互角に闘っていた。

突然SHINGENは、TOKIMASAと別に、ある覇気を感じた。

そこには、ある男が居た。

そこにいた全員が彼を見た。
彼は、たばこを深く吸い戦いを見ていた。

???「面白いことをしているな」

TOKIMASAは気づいた、彼が刀狩りだと。

TOKIMASA「お前が刀狩りのNOBUNAGAだな」

SHINGENとNAGAMORIは驚いた。噂の刀狩りは、彼だった。

NOBUNAGA

新時代の刀狩りと言われた男。数々の剣豪を倒してきた最強の剣豪。
彼の刀は、この世で最も固い鉱石で出来ており、ある伝説の刀鍛冶が作った剣「古瀏剣」である。剣士は誰もが憧れる刀だ。そして、剣術も美しく強い。


SHINGENとNAGAMORIは、TOKIMASAがヴィランズの者だと焦りだす。

NOBUNAGA「おい、そこの侍。お前の刀妙な色をしているな」

TOKIMASA「お前を斬る為だ」

NOBUNAGA「面白い。お前の刀は俺のコレクションにしたい。」
覇気を使い、刀を抜く。


すると、突然謎の光がTOKIMASAとNOBUNAGAに当たる。
眩しくて、SHINGENとNAGAMORIは、眩しく目を隠す。
光が消えると、目の前にTOKIMASAとNOBUNAGAは居なかった。


TOKIMASAとNOBUNAGAは、ある場所に転生された。
そこは、なにもない砂漠だった。

彼らは、何故瞬間移動した事も悩まず、刀を抜き闘い始めるのであった。




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