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目的と手段がこんがらがっち。自分の過去を振り返って糸をほどいてみる
こんにちは!名古屋の取材ライター、おおしまはなです。
自社サービスの認知や事業への熱い思いを届けたい経営者さまをお手伝い!
愛知・岐阜・三重をカメラ片手に走ります📷💨
クスッと笑えるエッセイもお届け中。
💐💐💐
みなさんは、自分のやりたいことが明確になっていますか?
私は「取材」をやりたいと思っていました。いろんな人にお話を聞いて、それを多くの人に伝える取材が、とても楽しくてやりがいのあるお仕事だと感じたからです。
「取材のお仕事を取ること」が目的でした。
叶ったかどうか、でいえば叶ったと思います。
2024年は取材のお仕事をいくつかいただきました。
いろんな方に取材して、たくさんお話を聞けてうれしかったし、楽しかった。
よーし、今年も頑張ろう。
チャンチャン。
ーーーーーーーー終ーーーーーーーーー
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いやいや。
ちょっと待って。
そこで終わっていいのだろうか。
確かにやりたいことはできたけど、何か違和感がある。
その時気づいたのが、取材は目的ではなく、手段なのではないかということ。
手段と目的をごった煮にしてしまい、本当の目的を見失っていたように思います。
たとえば、会社の良さを伝えるために、取材をして記事を書く。
その人の魅力を伝えるために、取材して記事を書く。
と、こんなふうに取材は何かの目的があって、行われるものです。
ライターにとっても、それは同じ。
それに今頃気づいたというわけです。はい。
この目的が、私はまだ見えていない。
一体、私は何を達成したくて、取材をやりたいと思っているのだろうか。
💐💐💐
「本当に自分がやりたいことは何なのか、それを見つけるには自分の人生を振り返ってみるといいよ」
先日、メンターさんからこのようなアドバイスをいただき、年末年始はチョコチョコと過去の記憶を手繰りよせておりました。
脳のシワが減り、物忘れが増えている私にとって簡単な作業ではないなと思っていましたが、意外と過去のことは覚えているものです。
新しいことは覚えられないけれど、昔聞いたことはいつまでも記憶しているってヤツですかね。
やり方は簡単。
以下のように、大まかに4つの期間で区切り、出来事を書き出します。
幼少期〜小学生
中学生〜大学生
フリーター〜公務員時代
結婚〜現在
取材に関係ないことも、ひたすら書き出します。
小学生時代に湾岸戦争が起きたとか、フリーター時代に祖父が亡くなったとか。
そこで注目したのが「どんな気持ちだったか」。
・うれしかったの?
・悲しかったの?
・悔しかったの?
・怒っていたの?
そこに、自分の「やりたいこと」の核があるとのこと。
書き出すことで、どんな出来事で気持ちが動かされたのか、見えてきます。
💐💐💐
過去を振り返るというのは、案外痛みを伴います。
私は中学生の頃、いじめに遭っていたので、思い出すと辛くなりました。
だから、無理はしないように。
辛いところはサラッと流します。
自分を俯瞰して見るような感覚でしょうか。
振り返ってみると、やっていることはバラバラのように見えても、抽象的に捉えてみたら同じであることも多いということがわかりました。
そして、その時に感じた気持ちも、同じ方向を向いているんです。
一通り、ノートに人生で起きたことを書き出してみました。
ぼんやりとですが、「こんなことに心を動かされたんだな」というのが、見えてきた気がします。
ただ、まだクッキリとはしていません。
取材を通して、自分が叶えたいことはなんなのか。
また、このあたりをメンターさんに相談させてもらおうと思います。
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