自分なんかが命を持ってることが重くて不安だったんだ。
デスゲームとか、人が大勢軽々しく死んでいく作品が昔から嫌いで。
これは別に「命を軽んじているのが許せない」とか大義のある信念ではない。
純粋に生理的な嫌悪感だった。
聞いた話では人間は理性的で、正しい生き物なのだという。その理性や正しさとやらを、僕も長年押し付けられてきたような気がしている。飲めもしないのに水みたいに当たり前に。
そんな規範的な顔した人間たちの多数が、あんな理性的でも正しくもなさそうなグロをどうして好んで生み出して視聴するのか? そしてその嗜好と「