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20代のWebライターがフリーランスになって7か月目で月収30万円を超えた理由
ライターになったけれどこれから稼げるか不安
会社を辞めたくてもフリーランスは不安定だし……
フリーランスライターになるための準備がわからない
多くの駆け出しWebライターは、こんな悩みを抱えているのではないでしょうか。
いざWebライターになってみたものの、将来が不安で仕方ない……
そんなときには、一度冷静に自分のスキルやお仕事の探し方を考えてみましょう。
私は、20代でフリーランスWebライターになって7か月目までほとんど稼げていませんでした。
そんな私でも、7か月目から月収30万円稼げるようになった理由を説明します。
具体的には、
月収30万円稼げるようになったきっかけ
軌道に乗るまでに必要な貯金
どんなことができればフリーランスライターとしてやっていけるのか
お仕事を見つけた方法
などについて説明しますので、気になるところだけでもご一読ください。
ライターになったばかりの人は不安がたくさんあると思うので、この記事が少しでもあなたの役に立てば嬉しいです。
月収30万円稼げるようになったきっかけ
私が月収30万円稼げるようになったきっかけは、継続的なお仕事をもらえたことです。
毎月決まった量のお仕事ではなく、できる量をできるだけやらせてもらえるお仕事だと安定して稼ぎやすいなと感じています。
そういった意味では、大手メディアでのお仕事ができれば不安定な収入という恐怖から少しは開放されるのかもしれません。
今は、継続的なお仕事を3つ掛け持ちして対応しています。
時には、毎日15時間ほど仕事をしないと間に合わないこともあって大変だったので、スケジュール管理が大切です。
個人的には頑張って働いた分だけしっかり稼げることが嬉しいなと思っているので、自分に合った働き方ができていると思っています。
ライター業が軌道に乗るまでに必要な貯金は最低50万円
ずばり、50万円ほどは必要です。
税金の支払いや食費、家賃、光熱費、水道代などを含めると、50万円でも少ないかもしれません。
税金とおこづかいだけでも40万円必要だった
私は、家賃や食費は家人にお願いしていたので、支払いは税金とおこづかいだけで済みました。
引っ越しで使ってしまったので、フリーランスになった直後の貯金は25万円ほどだった気がします。
そこに前職の最後の給料や少しだけいただいていたお仕事の収入を入れて、7か月目で稼げるようになるまで何とかもたせました。
それでも、7か月間で限界ギリギリまで貯金が減ってしまったので、フリーランスとして軌道に乗るまでに最低50万円ほどは必要だと思います。
仕事がほとんどなかった月もある
フリーランスになってからの最低月収は「1万円」です。
この時はさすがに焦りました。
「自分には何の能力もない」「ライターとしての価値もない」と、毎日アルバイトや派遣の求人票を見る日々をすごしていたことを思い出します。
ライターの仕事は、継続案件でない限り月によってまちまちです。つまり、必ず毎月同じ金額を安定的に稼げるわけではありません。
営業活動に失敗すると、私のように1万円しか収入がない月が発生することもあります。
そんなときに必要なのが貯金ですよね。貯金さえあれば、多少上手くいかなくても何とかなります。貯金は大事。ここだけでも覚えておいてください。
どんなことができればフリーランスライターとしてやっていけるのか
フリーランスライターになろう!と思うときには、すでにライター経験がある場合がほとんどだと思います。
とはいえ、自分の実力を正確に把握するのは難しいですよね。
「こんなことができればいいんだ」「これができないから勉強しよう」ということが具体的にわかれば、少しは気が楽になると思います。
そんな駆け出しライターさんのために、ここでは実際に私が食べていけるだけお仕事をもらえた3つの理由について説明します。
Wordpressが使える
最低限のコミュニケーションがとれる
毎日成長し続ける
どれも難しいことではないので、少しでも参考になれば嬉しいです。
フリーランスライターの必須スキル1.Wordpress
Wordpress(ワードプレス)という名前を聞いたことがあるでしょうか?
CMSの一種で、サイトを作るためには必須のツールでもあります。
とても簡単にいうと、Wordpressは専門知識が無くても簡単にサイトを作れるシステムのことです。
自社サイトを持っている多くの会社は、自分のサイトをWordpressで作っています。
つまり、Wordpressの使い方を知っていて実際に使える方がお仕事をもらいやすいということです。
私は、自分のブログ「押入れの中には」を運営しているので、最低限Wordpressを使えます。
それをアピールした結果、安定したお仕事をたくさんいただくことができました。
本当にWordpressを使えるだけでいいの?と思いますよね。私も同じでした。そこで、採用していただいた後にご担当者の方に率直に聞いてみたのです。
Q.「どうして採用していただけたのでしょうか?」
A.「応募者はたくさんいるけれど、Wordpressを使える人は少ないから」
つまり、Wordpressを使えるだけでもアドバンテージはとても大きいということですね。
使えて損することはないので、まずは無料で触れる範囲だけでもWordpressを使ってみるのがおすすめです。
\ まずはWordpressをダウンロードする /
フリーランスライターの必須スキル2.過不足のないコミュニケーション
フリーランスライターは、コミュニケーション能力がすべてといっても過言ではありません。
「性格が良いけれどライティングスキルが低い人」と「性格は悪いけれどライティングスキルが高い人」では、前者に仕事が振られます。
Webライターは基本的に在宅仕事なので、滅多にクライアントと顔を合わせる機会はありません。
だからこそ、チャットでのコミュニケーションが重要なのです。
フリーランスライターのNG行動を紹介するので、以下の行動だけはしないように注意しましょう。
高圧的な態度をとる
ため口で返事をする
修正を素直に受け入れない
連絡を返すのが遅すぎる
締め切りを守らない
連絡が取れなくなる
正直「こんなことするわけないじゃん」と思いますよね。しかし、こんなことをするライターは少なくないのです。
特に、チャットだけだとちょっとした言い回しが高圧的に捉えられてしまうこともあります。
チャットを送信する前に一度文章を読み直して、言い回しが悪くないかどうかを確かめておくことがおすすめです。
また、連絡ができなくなる人や締め切りを守れない人もたくさんいます。
つまり、常識的な対応をするだけで、仕事をもらえる可能性が高くなるということです。
「自分はコミュニケーション能力が低いから……」と卑屈になることはありません。必要最低限の常識的な対応ができれば、ライターとしてのコミュニケーション能力は満点です。
ついでに、ミスをしたときには「申し訳ございません」、何かをしていただいたら「ありがとう」と伝えられるとより印象が良くなります。
フリーランスライターの必須スキル3.毎日成長し続ける
ライターは、成長することを止めたらそこで試合終了です。
なんとなく、バスケットボールが思い浮かびますね。
ここでいう成長は、新しい知識を身につけることに加え「指摘されたことを次回に活かす」ことをいいます。
例えば、記事を執筆してFB(フィードバック)をもらったとしましょう。
そのFBが、
「美味しい」は、漢字ではなくひらがなで「おいしい」と表記してください。
という内容だったとします。
このとき、次の記事からは「おいしい」と書けていれば100点です。はなまるをプレゼントするので、できたと教えてください。
しかし、ライターの中には次回もその次も「美味しい」と書き続けてしまう人がいるのです。
基本的にライターが書いた記事はそのまま公開するのではなく、ディレクターさんが校正(内容をチェック)してくれます。
ライターの間違いが続けば続くほどディレクターさんの負担が増えるので、次から依頼するのは止めようかな……と思われてしまいかねません。
継続的にお仕事をもらうためには、指摘されたことを次から直すという成長がとても大切なのです。
私がお仕事を見つけた方法
ライターのお仕事を探すのは、たくさんの方法があります。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングや、ライターと企業をつなぐマッチングサービスなどさまざまです。
ここでは、「私」が実際にライターのお仕事を見つけた3つの方法について紹介します。
100%コネをコネコネ
Twitter(X)で「#ライター募集」で検索
Googleで「ライター募集」と検索
コネに関しては欠片も参考にできないかもしれません。他の2つは現実的かつ実際に効果があったやり方なので、試してみても損はしないと思います。
ライターのお仕事の見つけ方1.コネを全力で活用する
誰の参考にもならないかもしれない手段として、全力で自分が持つコネを活用する方法があります。
コネより強いものはない!
自分の人となりを知っている人からもらえるお仕事より確実なものはありません。
私の場合は、以前働いていた職場がライターを募集していたので、なりふり構わず全力で自分を売り込んでお仕事をもらっています。
企業としても社内事情を知っている人の方がお仕事を任せやすい面もあるので、以前の職場の人にアピールしてみるのもおすすめです。
ライターのお仕事の見つけ方2.Twitter(X)で「#ライター募集」で検索
SNSの活用は、ライターにとって必須スキルともいえますよね。
私の場合は、Twitter(X)をメインで使用しているので、そこから検索と問い合わせをしてお仕事をいただきました。
マイナージャンルやニッチな分野での募集もあるので、SNSの情報はあなどれません。
また、サイト上でライターを募集するより、SNSでライターを募集する方が手っ取り早いと思っている企業も少なくありません。
特に、ライターのSNSでは今までのお仕事の情報やポートフォリオが見れ、過去のツイートから人となりもわかるので一石二鳥です。
私がいってもあまり説得力がないけれど、SNSでの言動には気をつけつつ上手く活用してください。
ライターのお仕事の見つけ方3.Googleで「ライター募集」と検索
とってもシンプルなお仕事の探し方として、Googleで「ライター募集」と検索する方法があります。
多くのライターは、クラウドソーシングや仕事探しツールなどでお仕事を探しているのではないでしょうか。
しかし、実はGoogle検索結果の上位サイトから順に応募するのも効果的だったりします。
私はこの方法で、継続的にたくさんお仕事をいただけるようになりました。
ただし、お仕事に応募するときは、以下の3つのポイントに注意する必要があります。
自分の得意なジャンルのサイトに応募する
どんなお仕事をしたいかを具体的に書いて応募
ポートフォリオはしっかり作る
やみくもに応募してもあまり効果はありません。
ある程度準備をしてから応募するのがおすすめです。
まとめ
私がフリーランスライターになって7か月目で、月収30万円を超えた理由について説明しました。
フリーランスライターになるかどうか悩んでいる人は、収入についての不安が尽きないと思います。
そんな人は、この記事で紹介した
最低限50万円貯金する
ライターに必須のスキルを身につける
安定して稼げるようにお仕事を探す
ことを意識してみてください。
実際に私が軌道に乗った経験や知識なので、やみくもに努力するよりは道を開きやすくなるのではないかと思います。
この記事がライターとしてのこれからに悩んでいるあなたの不安を少しでも解消しつつ、参考になれば嬉しいです。