クローンウォーズでみるオビワンケノービの”ヤバさ”
最初に。私は超絶オビワン推しです。
アニメクローンウォーズを見始めてほんの三週間ほど。
まだシーズン5の序盤ですがこの激熱具合はなんなのか?なぜこんなにも泣かせてくるのかなぜこんなにも興奮させるのか。クローンウォーズを観ずしてスターウォーズは語れないのだと悟った私。
とにかくクローンウォーズのことを語っているとキリがないので今度の機会に!
そう、オビワンケノービの話です。
元々EP1〜3で悟ってはいたけどなんと言っても
落とす、捕まる、落ちる
の3コンボジェダイマスターなのであった!!
落とす、の部分についてはライトセイバーの話です。
散々アナキンに「ライトセーバーは命と同じくらい大事だ」などと言っておいて自分はバッコバコぶっ飛ばして落として失くす始末。
だけどそんな所がすっごくかわいい。きっと皆も同じ気持ちなんだろうと思います。
いつだったか、クローンウォーズでライトセーバーを盗まれたアソーカがめちゃくちゃ落ち込んで頑張る回がありましたが、もう可愛く見えちゃって仕方なかったですよね。いや元々可愛いんですけど。
すごい慰めてあげたかった、「大丈夫だよアソーカ、もっと大変なことをしてる人が貴方のマスターのさらにマスターにいるよ。オビ=ワン・ケノービっていうんだけどね」って。
そしてなんといっても彼の代名詞は"捕まる"って方ですよね!!
さもそれが作戦かのように飄々と、当たり前のように捕まるものだから私も最初は気付かなかったくらいです。
エピ3で気絶した辺りから異変を感じ取りましたよ。
あれ…?もしかしてこの男、ヒロイン枠…?と。
一緒に観ていた父が「オビワンしっかりせえよ〜」と言っていたので「かわいいからいいの!」なんて反論してた私ですがまあ確かにヤバいくらいに捕まるわ縛られるわ電流ビリられるわボコられるわ…っていうのを後々気付きだすんです。
そしてしまいには彼、奴隷になってるんですね。
いや目を疑いましたよ。これジェダイマスターだよな?ってなりました。
調べたら割と話題になっていた?ようで結構なインパクトがありました。主にビジュ。
そして発言ですね。
いつ何時も減らない口を持つオビ=ワン・ケノービですが、自分のせいで傷付く人々がいるとなると別。
元々あるようでないようなプライドもかなぐり捨て、彼は言ったんです。
「お許しくださいご主人様」と。
正直に言いますと普通にテンションが上がりました。テンアゲです。
(私の中で)銀河一屈服させたい男で話題のオビ=ワン・ケノービが、屈服と調べたらこの言葉が出てくるのではないかという程の台詞を吐いたのです。
この時の私の心情やいかに。
「ドゥワーーーァ?!?!!!☆~(ゝ。∂)」と、隣に父親がいるにも関わらず叫んだ気がします。
気がします、というのはもう興奮しすぎて記憶が朦朧としているのです。異常ですね、ちょっと気色悪いな。
同人誌でよく見るケノービが(まさかの公式で)拝めた訳ですが、まあ酷い。酷い扱いをされているんですね。
相手の嗜虐心を無自覚に煽るのが得意なジェダイマスターではありますが、さすがに煽りすぎではないでしょうか。
またしても電流スティックでビリビリされ、殴られ、服は破かれ、両手を壁に吊るされる。
そしてついには奴隷オークションに出場を果たしました。
いやこの字面ヤバいですよね?
意図せずジェダイ初の出場者となった訳ですが、その時のアナキン・スカイウォーカーとアソーカ・タノの顔は最高でしたよね。
もう一度忘れないように自分に言い聞かせたいのですが、彼らはパダワン側です。
捕まっているのがマスターです。
もうオビ=ワン・ケノービの全てを表している状況、というと本当に失礼だと思いますが絶対にジョージ・ルーカスは狙ってやってるのでいいですね。構いやしません。
そして次の展開。鞭を渡されるアナキン。
「さすがに捕まりすぎですよマースタ!」って1発くらいやっちゃうかなと思いましたがそんなことはありませんでした。
選ばれし者を見くびってはいけませんね、はい大変失礼です。
まあオビワンも人質を取られているだけで体力が尽きているわけではないのでそのタイミングでアナキン、アソーカと共に反撃に出ます。
レックスと共に格好良い戦闘シーンが続き、各々のアクションシーンに次々と切り替えられます。
見応えたっぷりですね。
でもね、まぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ボロッボロですオビワン。
本当に弱っているトグルータの総長と同じくらいボロックソになっております。
キャプテンレックスも同じ扱いを受けていたはずですがこの違いはなんなんでしょうか。
1人だけタトゥイーンに何ヶ月も放置されたんか…?というレベル。恐ろしい。
そしてなんやかんやで伝説の奴隷回は幕を閉じるわけですが。
いや〜凄かったですね。あの男は本当にもう直ぐ眉毛を八の字にしてやたらと光の入ったうるうるおめめで無自覚誘惑を発動しますよね。
そういう所、本当にオビワンそういう所〜〜〜〜〜〜!!って私もアナキンも思いました。きっと皆さんも。
あとね、実はこれだけじゃないんです。
もう一つだけ言わせていただきたい、オビワンの減らず口の事を。
シーズン4のどこかで、オビワンがまたいつものように敵軍の大将にとっ捕まえられた時のお話です。
艦内でずっとその大将の声が響き渡っており、オビワンを無事捉えた兵達がその大将の元へ連れてくるんですね。
もちろん大将は大喜びで、例のごとく両手を繋がれるオビワンを後ろから舐めまわすように見ていたのですが…
ここでオビ=ワン・ケノービが口を開きます。
「もっとイイ男だと思ったんだけどな」
声の方では「〜softy voice」とかって言ってた気がします。
正気を疑いました。
しかもこの時の表情なんて、3Dアニメでここまでできるのかと驚くほどの妖艶さ。
妖艶さというより妖艶とあざといの狭間です。
片眉を上げ口の端を吊り上げながらこんなことを宣ったのです。
私、いや全人類が頭を抱えました。
この男は!!!!!!!!!!
捕まるだけでなく、ついには自分を捕まえたボスに誘惑…?
それってよくインディ・ジョーンズなどでも見るやつですよね。ヒロインがやってる奴ですよね!!誘惑して時間稼ぎをするやーつ!!!
結局、結局オビ=ワン・ケノービはヒロインだったんですね。
そしてすみませんまだ忘れてはならないのがvsモール&サヴァージ編です。
そこではやはりジェダイマスター、2対1で不利な中素晴らしい剣技を見せてくれた訳です!
(なお初っ端は1分も経たずに一度ボコられております可愛いね)
ですがダースモールといえば思い出されるのがエピソード1ファントム・メナス。
ナブーでの戦いにおいて目の前で愛する師匠を殺された彼は、その感情の赴くままモールの身体を半分にぶった斬ります。
あの時に自分が仕留めたと思っていた仇が目の前に現れた時、彼の口から発せられた言葉とはー。
「脚、似合ってるよ。背が高く見える」
はにゃ???????
オビワンに真っ二つにされたので、確かにこの時のモールの脚は完全にゴツイ機械となっておりました。
それでも、それでもそんな事を言うなんて…
普通に考えたらすごい煽り性能だと思います。
というかもちろんそれでしかないんでしょう本人には。
本 人 に は ! !
ですがモールからしたら…!!いやすごいブチ切れてましたけど!!
とうの昔に自分を振った彼女と久しぶりに再会を果たしたと思えば、気持ちはないくせに思わせぶりな態度だけを取られた…
そんな感覚も若干あったと思います。きっと!
いや絶対!Absolutely!
と、まぁこうしてライバルに対しても不遜な態度を取りやきもきさせるオビ=ワン・ケノービでした。
"ヤバさ"、ちょっとは伝わりましたよね。
というか私が今更言うまでもないんですよね。
きっと私がまだ見ぬ誰かに、クローン・ウォーズをまだ見ぬ誰かに伝えたかった乱文です。
さて、次回のお話は。
「スターウォーズでみる"執着しやすい男"と"執着されやすい男"」(アナキン&オビワン)
でお送り致します〜!
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