
初級クラスの会話指導・・・習った文型を会話に生かすには?
ご質問
お世話になっております。
初級クラスの会話指導についてお伺いしたいことがあります。
基本的に既習の文型を使ってできる会話になりますが、文法としては既習でも定着していないようなものを、「会話」として使う場をイメージして練習できたらいいのではないかと考えています。
たとえば、「~てもいいですか」「~なければなりません」「~たほうがいいです」などを学習した後、それらを含む会話をすることで、使い分けや受け答えを練習する、といったことです。
(機能会話として仕切り直すとでもいいましょうか。)
というのは、文法で学んでいるときは、その文型に注目して発話や変換ができても、いざ実際に使うとなるとどの文型を使えばいいのかわからないという様子の学習者がいるからです。
アウトプットによって確認するという意味では書かせる方法もあると思いますが、「会話」が効果的な文型もあるように思います。
どこから考えていったらいいでしょうか。
ご返事
文法としては既習でも定着していないようなものを、「会話」として使う場をイメージして練習できたらいいのではないかと考えています。
文法を定着させるための会話活動、と考えてよろしいのでしょうか。
そういった目的であれば、
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