聴解中級・・・文章を聞いて、段落の見出しを学習者自身でつけさせる方法は?
ご質問
今回お聞きしたいのは、 上級クラスの学習者に 上位概念の言葉をどのように考えつかせたらいいかということです。
例えば、聴解の「アカデミック ジャパニーズ 中級」に出てくる、 問題Cの整理ノートや構成表で、 段落を意識して見出しとなる上位概念の言葉を考えるという場合です。
空欄に記入するのは、 「◯◯の特徴」「理由」「◯◯の歴史」「様子」などの言葉です。
読解で長文の構成を、ここは結論、この部分は例をいくつか挙げている、 この段落は理由などと見ていく場合もあります。
もしかしたら、語彙の問題ではなく、 母国語でもそのような学習活動をしたことがないのではないか、 と思えるような学習者もいます。
「考えつかせる」と書いたのは、 「教え込む」よりも学習者から
「引き出す」方がいいと考えてのことですが、 そこにそもそも無理があるのかもしれません。
アドバイスをいただけないでしょうか。
ご返事
「アカデミック ジャパニーズ 中級」では問題Cで
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