石子と羽男 第3話

初めまして。
初投稿がドラマの第3話とか、キリという概念持ち合わせてなさすぎる。
石子と羽音は、キリの概念無視するほど良いから、ぜひ見て〜!と言いたい。

なんだかとても好きで、第3話をリアタイして、本日2周目突入。
その時、あれ、羽男と山田遼平ってこんな位置だったっけ?と思った。
そこで、構図とカメラワークに注目して、3周目見てみた。

そもそも「石子と羽男」って?

2022年夏クール金曜22時からのTBS系ドラマ。
崖っぷち東大卒パラリーガルの石子(有村架純さん)と高卒弁護士の羽男(中村倫也さん)のリーガル・エンターテイメント。

第3話あらすじ

ファスト映画を動画サイトに無断アップロードして、逮捕された大学生の山田遼平(井之脇海さん)。
彼の国選弁護を担当することになった羽男。
山田遼平は反省の素振りもなく、、どうなる?
(この後ネタバレあり)

羽男と山田の構図

2人が左右にいる時、構図で、2人の押しよう、押されようが分かる気がした。

一般的に、左が弱い、右が強いみたいなイメージがあるらしい。
たしかに、左が下手で、右が上手だから、上って名前的にも右が強そう。

それを踏まえて、接見の時の羽男と山田の位置関係は?

接見1回目は、左(弱)が山田、右(強)が羽男。
接見2~4回目は、左(弱)が羽男、右(強)が山田。

1回目の接見
フェイク動画で逮捕されて山田は反省してるはず。弁護士の羽男に助けてもらうんだ。と思ってたから、当然、羽男の方が強いと思ってた。
会話していくうちに、山田は全然反省してないし、むしろ羽男が押されてる。
もしや、構図の中にそんなヒントが隠されてた?

2回目の接見
ずっと山田が右(強)。聞く耳持たないスタイルで、完全に山田のペース。羽男は諦めモード。

3回目の接見
2回目と同じ構図だったが、羽男が炎上について伝えた時に、カメラが水平に回って一瞬、羽男が右(強)に来て、山田怯んだ?となった途端、山田が嘘だろと言って、一瞬で山田が右(強)に引き戻される。

4回目の接見
説得してる時に、石子と羽男が左から右へ交互に出てきて、山田もついに納得。

公判のカメラワーク

カメラワークで、心の動きがより分かる気がした。

第1回公判
裁判官側からスタート。裁判官側から映すことで、山田の曲げないという意志の強さがありそう。山田は、定点の時に心が全く動いてないような与えられた言葉を話して、急なズームインで本音爆発。

第2回公判
傍聴席側からスタート。傍聴席側から映すことで、山田に世間の色々な声が届いている気がした。山田は、ゆっくりズームアウトで、物事が広く見えてきて、心から悔いてるのが伝わってきた。


まとめ

今回、完全に個人的な見解だが、構図やカメラワークに注目してドラマを見て、奥深さをより感じた。
(ファスト映画がなぜ悪いかをドラマ製作陣が丁寧に描いてくれている部分も、俳優・女優さんの演技や表情も、最終着地点も、音楽やその他の演出も語るところいっぱいだけど、今回はこれで。)

こんなコンテンツを無料で見えるなんて、どれだけ恵まれているんだ。
ドラマに関わっている全ての方、読んでくださった方、本当にありがとうございます。

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